基本的な考え方

従業員一人ひとりが心身ともに健康であり、個性や能力を最大限に発揮できることが企業の持続的な発展につながります。マルハニチログループは、健康保険組合、従業員と一体となって、健康経営を実践するための活動を推進していきます。

健康経営方針

健康経営方針

サステナビリティ中期経営計画(2018~2021年度)

重点課題健康経営の推進

目標 2020年度 2021年度
行動計画(主な施策) 実績 行動計画(主な施策)
  • 従業員の健康増進
  • 健康経営銘柄の取得
  • 保健師による生活習慣病予防対策としての対象範囲拡大
  • 健康保険組合との連携強化による特定保健指導の強化
  • 新型コロナウイルスに関わるメンタルヘルスケア
  • 2020年度新入社員に対する個人面談
  • 食生活改善の拡充
  • 禁煙支援の拡大
  • 高血圧、高血糖、肝機能低下者の積極的ケアによる重症化予防強化
  • 健康アプリの活用による従業員の健康意識向上
  • 2020年度新入社員全員を対象とした臨床心理士との個人面談の実施
  • 従業員を対象に、当社製品を活用した2カ月間の食生活改善イベントの実施
  • 健康保険組合主催の無料卒煙プログラムの実施
  • 健康診断受診率 100%、ストレスチェック受検率90%の達成
  • 産業医の介入、保健師の相談により、高血圧、高血糖、肝機能低下者をケア、私病による離職者低減への取組みの継続
  • 健康保険組合との協働によるコラボヘルスを推進
  • 新型コロナに関わるメンタルヘルスケアの実施
  • 2021年度新入社員に対する個人面談を実施
  • アプリやイントラネット、イベントを通じたヘルスリテラシーの強化

 対象範囲:マルハニチログループ(国内)
責任部署:マルハニチロ(株)人事部

健康課題と目標

専門組織内において、マルハニチロ(株)の健康課題を「健康経営フレームワーク」の通り整理し、下記の通り目標を設定しています。

健康経営フレームワーク

【目標】

1. ハイリスクアプローチ
  • 個別指導の徹底により、要治療者の未治療および在職死亡者を0にする
  • 新入社員に対する予防措置のための臨床心理師面談実施率100%
2. ポピュレーションアプローチ
  • ヘルスリテラシー向上のための社員向けセミナーを年2回以上実施し、健康に対する意識醸成を図る
  • 食事指導および生活習慣病予防のための取組み(DHAチャレンジ)を通じ、参加者の50%以上の脂質項目を減少させる

マネジメント体制

マルハニチロ(株)では、取締役専務執行役員が統括の下、マルハニチロ健康保険組合・人事部・マルハニチロ健康管理室(産業医、保健師、臨床心理士、看護事務員)で構成する専門組織を設置し、月1回定例会を実施し連携を図っています。

マネジメント体制
健康経営推進体制図(マルハニチロ(株))

また、マルハニチログループ全体の健康経営推進を図るべく、グループ労務担当者会議にて、取組みの意義の説明や事例などを共有しています。

2020年度の主な取組み

CASE:健康診断およびその事後措置

マルハニチロ(株)では、健康診断の受診率100%を目標と掲げつつ、その事後処置に関しても保険師による個別案内を活用して数値の改善を進めるべく取り組んでいます。その結果、各種数値の改善が認められています。

健康診断およびその事後措置

CASE:ストレスチェック実施と分断

CASE:ストレスチェック実施と分断
(図)

マルハニチロ(株)は、2015年12月のストレスチェック義務化に伴い、2016年度より全事業所に対しストレスチェックを実施しています。メンタル不調者や予備軍への早期対応、そして職場環境改善につなげることを目的とし、今後は受検率100%を目標とすること、さらにデータに基づく職場改善フォローの強化を図っていきます。

CASE:新入社員に対する予防措置のための臨床心理士面談

マルハニチロ(株)は、メンタルヘルス不調にならないための基礎知識および予防方法の習得を目的とし、工場や支社も含めた新入社員全員に対して、当社臨床心理士が個別面談を実施しています。2020年度は、80名の新入社員全員に対し実施しました。

CASE:従業員のヘルスリテラシ―向上

マルハニチロ(株)では、従業員のヘルスリテラシー向上を目的とし、各種セミナーを通じて従業員の健康増進を図っています。2020年度は、健康経営のさらなる推進・女性の健康支援強化を目的とし、約1カ月間にわたり、女性特有の疾病に特化したイベント「Woman’s Fest」と題し、下記5つのイベントを実施しました。

  • ①女性のための健康支援アプリの紹介
  • ②WEB配信”エクササイズレッスン”
  • ③保険師・臨床心理士による座談会
  • ④エクオールセミナー
  • ⑤骨密度測定
コロナ禍でも対応できる実施形式とし、男女合計140名程度の従業員が参加しました。実施後のアンケートでは半数以上の参加者から「女性の健康問題について知識が深まった」「保険師・臨床心理士とコミュニケーションがとれた」「食生活の改善への意識が高まった」といった結果が得られ、90%以上の参加者が今後も参加したいという回答を得ることができました。

女性特有の疾病に特化したイベント「Woman’s fest」
女性特有の疾病に特化したイベント「Woman’s fest」

また、従業員の喫煙率の低下に向けて、2019年より「卒煙プログラムと題して、オンライン面談およびアプリを活用したサポートを無償に提供し、取組みを行っています。​
その結果、喫煙率の低下が認められています。​

さらに、健康増進アプリを活用して、定期的な動画配信などによる運動習慣の啓発を行っています。こちらも2020年度は運動習慣の向上が認められています。​

喫煙率の推移
30分以上の運動習慣の推移

CASE:自社商品を活用した健康経営推進への取組み

マルハニチログループが開発提供する、お客さまの健康維持増進を支援する自社商品を活用し、従業員の健康増進を図っています。2019年度に引き続き、2020年度は青魚缶詰や特定保健用食品であるDHA入りリサーラソーセージ(フィッシュソーセージ)を従業員が食し、中性脂肪値や総コレステロール値の変化を検証する試み「DHAチャレンジ」を実施しました。その結果、参加者も前年比50%以上増の100名以上の参加となり、そのうち前年の健康診断で要検査となっていた従業員の血中脂質項目が減少しており、特に中性脂肪値は、前年度比で平均約19%低下しました。
このような施策を通じて、自社製品への理解を深めるとともに、従業員の健康増進を図っていきます。

アワード受賞者
アワード受賞者

健康経営への取組みによる社外評価

CASE:健康経営優良法人(ホワイト500)の認定

マルハニチロ(株)は、2014年から「健康経営」を統括する専門組織としてマルハニチロ健康推進室を設置し、マルハニチロ健康保険組合と協働で従業員の「健康なこころとからだ」を保持・増進させる取組みを推進しています。産業医、保健師が中心となって、健康指導等に取り組むとともに、メンタルヘルスケアについても臨床心理士による社内研修を開催するなど従業員のリテラシー向上に努めています。これらの取組みにより、2018年から4年連続して、経済産業大臣より「健康経営優良法人(ホワイト500)」の認定を受けています。

CASE:DBJ健康経営格付最高ランクを獲得

マルハニチロ(株)は、2020年10月、日本政策投資銀行(DBJ)より健康格付融資を受け、格付結果は「従業員の健康配慮への取組みが特に優れている」と評価されました。「DBJ健康格付」融資は、従業員への健康配慮の取組みが優れた企業を評価・選定し、その評価に応じて融資条件を設定するという、世界で初めての融資メニューです。当社は、「健康経営宣言」の公表や組織体制の明確化、DHAを活用した従業員の健康保持・増進施策などが評価され、最高レベルの格付けを3年連続で取得しています。

社外からの評価

今後に向けて

●2020年度の振り返りに関しては以下の部分について取組みを進めました。

  • 高血圧、高血糖、肝機能低下者の積極的ケアによる重症化予防強化
  • 健康アプリの活用による従業員の健康意識向上
  • 2020年度新入社員全員を対象とした臨床心理士との個人面談の実施
  • 従業員を対象に、当社製品を活用した2カ月間の食生活改善イベントの実施
  • 健康保険組合主催の無料卒煙プログラムの実施

●2021年度も従業員の健康的な生活の実現をめざし、健康経営の実践として以下の取組みを予定しています。

  • 産業医の介入、保健師の相談により、高血圧、高血糖、肝機能低下者をケア、私病による離職者低減への取組みの継続
  • 健康保険組合との協働によるコラボヘルスを推進
  • 新型コロナに関わるメンタルヘルスケアの実施
  • 2021年度新入社員に対する個人面談を実施
  • アプリやイントラネット、イベントを通じたヘルスリテラシーの強化
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