基本的な考え方

マルハニチログループは、水産物をコアにグローバルなサプライチェーンを通じてビジネスを展開しています。特にその調達活動と水産資源は密接に関係しており、幅広いバリューチェーン上には単一企業、民間セクターのみでは解決できないサステナビリティ課題が多く存在していることが懸念されます。包括的な取組み推進のため、同業他社や行政、科学者、NPO/NGOとの協働が不可欠であると考えており、マルハニチログループは、国内外のさまざまなイニシアティブへ自主的に参画しています。

「東京サステナブルシーフードシンポジウム」に協賛

マルハニチロ(株)は、2019年11月7日~8日に開催されたTSSS2019(東京サステナブルシーフードシンポジウム)にスポンサー協賛しました。TSSS2019はアジア最大級のサステナブル・シーフード・イベントであり、豊かな海洋生態系を未来に残すべく、国や企業、地域、NGO、消費者を巻き込んで広がっているサステナブル・シーフードの活動を世界に発信・交流の機会となっています。

「SeaBOS:イニシアティブの統合で水産業界に変革を起こす」のセッションでは、SeaBOS取締役であり当社グループオーストラル・フィッシャリーズ社のマーティン・エクセル氏、ストックホルム・レジリエンス・センターのヘンリック・オスターブロム教授とともに、日本水産株式会社、当社の代表者が登壇し、サステナビリティに関する活動状況やSeaBOS加盟企業としての今後の取組みを語りました。

SeaBOSの活動状況を説明するオスターブロム教授
当社の活動状況を説明する佐藤課長代理(当時)

「国連グローバル・コンパクト」に加盟

UN GLOBAL COMPACT

企業が持続可能なサプライチェーンを構築するためには、人権保護と適正な労働慣行を実践することが不可欠です。マルハニチログループでは、国内外のあらゆる事業活動において、人権、労働、環境、腐敗防止の本質的な価値観を10原則に取りまとめ、賛同を呼びかける「国連グローバル・コンパクト」に2010年より加盟しています。

持続可能なパーム油のための円卓会議(RSPO)への加盟

マルハニチロ(株)は、2019年7月、持続可能なパーム油の生産と利用を促進する非営利組織である「RSPO」に加盟しました。

近年、パーム油の需要増加に伴い、保護価値が高い熱帯林の伐採による生態系の破壊、温室効果ガス吸収力の低下や、農園労働者の人権や労働安全面の問題が生じています。当社はRSPOの取組みを支持し、今後RSPO認証の持続可能なパーム油への転換を目指し、社会の持続可能な発展に貢献していきます。

※RSPO:Roundtable on Sustainable Palm Oil(持続可能なパーム油のための円卓会議)の略称。

私たちの進捗状況をhttps://rspo.org/members/9365 でチェックしてください

クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス
(CLOMA)への加盟

Clean Ocean Material Aliance

地球規模の課題である海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取組みを、世界全体で推奨することが求められています。このような状況を踏まえ、2019年マルハニチログループは、クリーン・オーシャン・マテリアル・アライアンス(CLOMA)に加盟しました。CLOMAは、業種を超えた幅広い関係者の連携を強め、プラスチック製品の持続可能な使用や代替素材の開発・導入を推進しイノベーションを加速するために、経済産業省主導で2019年1月に設立されたアライアンスです。

参加企業は2020年1月時点で300社・団体以上に達しており、同年5月には活動の指針として「CLOMAアクションプラン」が策定されました。

海洋資源と密接な関わりを持つ当社グループは、クリーン・オーシャンの実現に向けて、今後、さまざまな団体との連携強化に努めていきます。

生物多様性保全に向けた協働

Clean Ocean Material Aliance

マルハニチログループは、2009年に発表された「日本経団連生物多様性宣言」の趣旨に賛同し、2009年から同宣言の推進パートナーズに参加しています。このほか、日本経団連自然保護基金の活動趣旨に賛同し、同基金に毎年寄付金を拠出しています。

また、生物多様性に関する取組みの情報交換・意見交換の場である一般社団法人 企業と生物多様性イニシアティブ(JBIB)に参加し、最新情報やノウハウの収集を参加企業間のネットワークを通じて行っています。

2016年3月には、官民が連携して東京湾の環境改善に取り組む国土交通省の「東京湾UMIプロジェクト」協力企業に選定されました。今後もアマモ場再生活動への参加を通じて、海中の生物多様性保全に貢献していきます。

※日本経団連自然保護基金:アジア太平洋地域を主とする開発途上地域の環境保全活動を展開している非営利の民間組織プロジェクトへの助成や、国内の環境保全活動への助成などを目的に設定された基金。

地域・社会への価値 > アマモ場再生活動

プラスチック容器包装リサイクル推進協議会での取組み

プラスチック容器包装リサイクル推進協議会(略称 プラ推進協)は、プラスチック製容器包装の再商品化の義務を負う団体および企業で構成する任意団体であり、2020年6月マルハニチロ(株)の執行役員開発部長の小梶聡が会長職に就任しました。
プラ推進協は、容器包装リサイクル法に基づき、プラスチック製容器包装の合理的な再商品化システムの構築、その実際的運用を円滑に履行できるような体制整備、関係業界と密な連携を図り、その普及および啓発に努めることを目的としています。マルハニチログループはプラ推進協の活動に積極的に取り組み、プラスチック製容器包装の持続可能な再商品化システムの構築を目指し、循環型社会の形成に寄与していきます。

プラスチック容器包装リサイクル推進協議会(3R改善事例集)

ページ上部へ