基本的な考え方

マルハニチログループは、社会、地球環境等のサステナビリティ課題への関心が世界的に高まる中、GRIスタンダードでも要求されているサステナビリティ分野における重点課題(マテリアリティ)を2018年2月に特定しました。「社会価値」と「環境価値」の創造が経済価値も生み出すことにつながると考え、3つの価値の創造を基軸とする「サステナビリティ中期期経営計画」を2018年度よりスタートさせています。

重点課題の特定プロセス

Step1 社会課題の認識

GRIスタンダード、ISO26000中核主題、国連グローバル・コンパクト10原則、SDGs(持続可能な開発目標)などの国際的な基準・ガイドラインを踏まえて、社会課題を洗い出しました。

Step2 社会課題のマッピング

次に、「社会視点での重要度」と「当社グループ視点での重要度」の2つを座標軸としてマッピングし、優先順位の高いものを絞り込みました(下図の赤枠)。

※GRIスタンダードの要請項目については、GRIスタンダード内容索引(https://www.maruha-nichiro.co.jp/corporate/sustainability/gri/)をご覧ください。

Step3 重点課題の決定

2018年2月、取締役会にて、重点課題を含むサステナビリティ中期経営計画が承認され、2018年4月より4ヵ年計画がスタートしました。

Step4 重点課題のPDCAマネジメント

重点課題(マテリアリティ)は、サステナビリティ推進委員会で進捗状況の報告とレビューを行っています。

重点課題(マテリアリティ)見直しプロジェクト

マルハニチログループは、社会情勢の変化、社内へのマテリアリティの浸透、社外ステークホルダーの意見の反映を課題と捉えており、次期中期経営計画の策定と連動し、マテリアリティ見直しプロジェクトを進めています(策定完了後、速やかにご報告します)。

次期中期経営計画策定と連動したマテリアリティ見直しプロジェクト

社外ステークホルダーからの主な意見

  • 人権侵害が起こった場合の経済損失は大きいため、強制労働・児童労働を含めた人権への配慮は重要(投資家)
  • 世界中にサプライチェーン網を構築するマルハニチロは、国際的な資源管理の推進に積極的に取り組むべき(有識者:海洋資源)
  • B to Cビジネスにおいては、パッケージング・容器包装の環境負荷低減は必須(投資家)
  • 水産資源と周囲の生態系(生物)へ配慮した漁具の開発と移行は急務(有識者:サステナビリティ)
  • 気候変動問題への対応は水産業界においても非常に重要(投資家)
  • 日本社会において重大な問題となっているフードロスへの対応も急務(有識者:人権)

マルハニチログループ内の幅広い意見を収集

  • 執行役員・ユニット長・部署長66名を含むマルハニチロ(株)の従業員1,576名(全従業員の65%)の意見を収集
  • グループ視点を含めた幅広い視点を確保するため、国内外連結グループ会社社長50名や各地の生産拠点からも意見を収集
  • 自社視点評価では、安全・安心な食の提供、海洋プラスチック問題への対応、フードロスへの対応などの項目への支持が多数を占めている
  • 役員からは、海洋資源の枯渇リスクと関連する気候変動や人材への積極投資、ユニット長からは競争力強化に向けた研究・新製品開発の推進や多様性を備えた取締役会構成など、事業の持続性を意識した項目を重視する意見が出された

ステークホルダー(機関投資家)との対話

マテリアリティの見直しに際し、アセットマネジメントOne(株)エグゼクティブESGアナリスト櫻本恵氏と当社社長池見が重視すべきサステナビリティ課題について、議論しました。

ステークホルダー(機関投資家)との対話
ステークホルダー(機関投資家)との対話

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