教育・研修
従業員への品質教育・研修
マルハニチログループでは、食品会社の生命線とも言える「品質」を保ち、高める「人財」を育成するために、品質教育を推進し、一人ひとりの知見や技術のレベルアップを図るとともに、品質に関わる意識の向上を図っています。
2020年度については、コロナ禍におけるリモートワーク対応を速やかに推し進め、全従業員対象の品質e-ラーニングのほか、業務別の研修として、品質管理講習会3回、微生物講習会6回(うち共通編3回、個別編3回)、微生物検査技術講習会1回、微生物検査実技研修会1回、表示研修会12回、FSSC研修4回(うち初級2回、スキルアップ2回)、フードディフェンス研修会3回、お客様対応研修4回、お客様の声を傾聴するモニタリング研修2回、調査報告書作成研修会2回を実施し、2,000名を超える社員が受講しました。
品質教育研修の全体像
品質教育研修の概要(2020年度実績)
研修会名称 | 研修内容 | 開催形式 | ||
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全従業員 | 品質e-ラーニング | 食品衛生法、食品表示法、アレルギーなど、食品会社の従業員として最低限必要な知識 | オンライン | |
業務別 | 品質管理講習会 | ・食品衛生に関連する法令・グループ基準 ・工場の衛生管理の知識 ・食の安全とリスクに関する基礎的な知識 |
オンライン | |
食品に関わる 微生物講習会 |
共通 | ・食品危害に関わる微生物の特徴 ・食品における微生物危害 |
オンライン | |
個別 | ・適切な検査と結果の評価・活用 | |||
微生物検査担当者向け技術講習会 | ・微生物検査法の違いや検査の流れについて ・衛生指標菌検査法の位置づけや注意点 ・食中毒原因菌検査法の位置づけや注意点 |
オンライン | ||
微生物検査実技研修会 | ・陽性菌株などを用いた試験操作の注意点や判定方法などの実習 ・検査室間の情報交換 |
集合 | ||
表示研修会 | 共通 | 食品表示全般に関する知識 | 集合 | |
冷凍食品分野 | 冷凍食品の表示に関する知識 | |||
常温食品分野 | 常温食品の表示に関する知識 | |||
水産食品分野 | 水産食品の表示に関する知識 | |||
畜産食品分野 | 畜産食品の表示に関する知識 | |||
製品規格書作成の実務 | 製品規格書の作成手順・社内手続き | |||
原材料情報管理システム操作説明会 |
原材料情報管理システムの使用方法と、システムを利用した製品規格書の作成方法 | |||
FSSC 22000 内部監査員養成研修 |
初級 | 内部監査員となるためのFSSC 22000の規格・必要な知識 | オンライン | |
スキルアップ | 既に内部監査員となっている担当者が、監査力量を向上させるための技量習得 | |||
フードディフェンス研修会 | ・フードディフェンス管理基準 ・フードディフェンスに関する脅威抽出およびリスク評価についての基礎的な内容 |
集合 | ||
お客様対応研修 | ・マルハニチログループのお客様対応ルールの理解 ・苦情対応に関する基本的な知識習得 ・ロールプレイングを通じた実践的な対応手法を学ぶ |
オンライン | ||
お客様の声を傾聴するモニタリング研修 | 営業部門や製造部門などの方が、フリーダイヤルにいただいたお客様の声を聴くことで、当社(製品)をそれぞれの立場から考える | オンライン | ||
調査報告書作成研修会 | 苦情に関する調査対応の基本を学び、調査分析方法等の習得とレベルの底上げを図る | オンライン |