各重点課題のマネジメント状況(お客さまへの価値)
お客さまへの価値
- 重点課題
- 安全・安心な食の提供
- 中期目標
- 品質保証体制品質マネジメントシステム「マルハニチログループ品質保証規程」の浸透と適切な運用
- 行動計画
- 品質PDCA活動をグループ全体で展開
「設計開発」「原材料調達」「人材育成」を重点テーマと位置付け継続的な改善を図る
2019年度 目標 (主な施策) |
・各組織で品質PDCA活動を推進、当該活動の中でマルハニチログループ品質保証規程に基づき改善を継続実施 ・品質教育に関する規則の国内マルハニチログループ全体への展開 |
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2019年度 実績 | ・各組織で品質PDCA活動を推進、当該活動の中でマルハニチログループ品質保証規程に基づき改善を実施 ・グループ共通の品質教育訓練規則を発行し、マルハニチロ(株)の運用ルールをマルハニチログループへ展開 ・各社、各部署の「設計開発」「原材料調達」の手順類の見直し |
2020年度目標 (主な施策) |
・引き続き、各組織で品質PDCA活動を推進、当該活動の中でマルハニチログループ品質保証規程の浸透と効果的な運用 ・グループ共通の品質教育訓練規則の浸透 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)品質保証部 |
- 中期目標
- 食品安全体制グローバル規格の食品安全マネジメントシステムの認証取得推進と効果的な運用
- 行動計画
- すべてのサプライチェーンとの連携を強化
2019年度 目標 (主な施策) |
・継続的に食品安全マネジメントシステムの認証取得方針に基づき、対象組織にて認証取得に向けた活動を展開 ・マルハニチロ(株)の各組織において、品質PDCA活動を活用した購買先管理に関する規則類の運用促進 ・「国内協力工場品質保証会議」の継続実施 |
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2019年度 実績 | ・食品安全マネジメントシステムの認証取得に基づき、対象組織にて認証取得に向けた活動を展開 ・マルハニチロ(株)の各組織で各購買先管理規則類の周知、浸透 ・国内協力工場経営者との品質保証会議を開催 |
2020年度目標 (主な施策) |
・引き続き、食品安全マネジメントシステムの認証取得方針に基づき、対象組織にて認証取得に向けた活動を展開 ・品質保証規程運用確認を通した購買先管理規定類の定着化 ・国内協力工場の経営者とともに「協力工場品質保証会議」の継続開催 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) 協力工場 |
責任部署 | マルハニチロ(株)品質保証部 |
- 行動計画
- 工場点検・指導の強化
2019年度 目標 (主な施策) |
・工場衛生管理基準に基づいた計画的な工場監査の実施 ・工場監査員の力量向上 ・マルハニチログループ各生産拠点における微生物検査結果の評価法策定、運用開始 ・グループ企業における工場官能検査担当者選定試験の継続実施 |
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2019年度 実績 | ・工場監査計画に基づき工場監査を実施 ・工場監査同行および監査経験蓄積による監査員を育成 ・微生物検査、官能検査を対象とした検査状況チェックシートを作成し、8工場にて試験運用を実施 ・グループ内28拠点を対象とした工場官能検査担当者選定試験の実施(266名が合格) |
2020年度目標 (主な施策) |
・工場衛生管理基準に基づいた計画的な工場監査の実施 ・工場監査員の力量向上 ・グループ企業における工場官能検査担当者選定試験の継続実施 ・チェックシートを用いたグループ内工場の計画的な工場検査室評価の実施 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内、海外) 協力工場 |
責任部署 | マルハニチロ(株)品質保証部 |
- 行動計画
- 品質衛生管理教育体制の充実化
2019年度 目標 (主な施策) |
・品質管理研修会、食品安全マネジメントシステム、食品微生物の検査に関わる研修会の継続実施 ・e-ラーニングの導入 ・品質管理に関する危害分析研修の開催 |
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2019年度 実績 | ・品質管理研修会を計4回実施 ・品質e-ラーニングの計3回実施 ・食品微生物に関わる座学講習会をe-ラーニング化(受講者数が3倍に増加) |
2020年度目標 (主な施策) |
・引き続き同様の研修会の開催 ・品質e-ラーニングの受講率を上げるための施策を検討、実施 ・微生物に関するe-ラーニング講習を継続実施 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内、海外) 協力工場 |
責任部署 | マルハニチロ(株)品質保証部 |
- 中期目標
- 食品防御体制「マルハニチログループフードディフェンス管理規則」にもとづく良好な職場環境の維持と防御レベルの向上
- 行動計画
- 工場点検・指導の強化
2019年度 目標 (主な施策) |
・マルハニチログループの生産拠点、物流拠点、および協力工場に対して、フードディフェンス管理基準の適合度調査、改善指導を継続実施 ・マルハニチログループフードディフェンス管理基準(物流版)について、グローバルスタンダードとの比較確認、見直しの実施 |
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2019年度 実績 | ・マルハニチログループの生産拠点、物流拠点、協力工場の適合調査および改善指導を実施 ・マルハニチログループフードディフェンス管理基準(物流版)にTAPA基準の要求事項も取り入れ、改訂 |
2020年度目標 (主な施策) |
・引き続き、マルハニチログループの生産拠点、物流拠点、協力工場に対し、フードディフェンス管理基準の適合度調査、改善指導を実施 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内、海外) 協力工場 |
責任部署 | マルハニチロ(株)品質保証部 |
- 行動計画
- フードディフェンス管理教育の継続
2019年度 目標 (主な施策) |
・継続的にフードディフェンスに関する研修会を開催 |
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2019年度 実績 | ・生産工場版、協力工場版のフードディフェンス研修を開催 |
2020年度目標 (主な施策) |
・フードディフェンスに関する研修会の継続実施 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内、海外) 協力工場 |
責任部署 | マルハニチロ(株)品質保証部 |
- 重点課題
- 「消費者志向経営」の推進
- 中期目標
- 「消費者志向経営」の社内浸透トップコミットメントにもとづく社内風土の醸成、および各部門の有機的連携
- 行動計画
- 「消費者志向経営」に関する啓発研修の実施
2019年度 目標 (主な施策) |
・継続的に従業員向け説明会を実施。また、従業員アンケート実施により浸透度確認 |
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2019年度 実績 | ・マルハニチログループ全従業員向けのお客様対応研修等を実施(全国37箇所/約1600名) |
2020年度目標 (主な施策) |
・引き続き、従業員向け説明会を実施 ・「浸透度確認アンケート」を実施し、次年度に向け現状を把握 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)お客様相談センター |
- 行動計画
- 「消費者志向経営」を推進するための体制構築
2019年度 目標 (主な施策) |
・「消費者志向経営」に関わる業界団体の動向を把握 ・消費者庁との連携を強化 ・社内ポータルの情報発信による、消費者志向経営の浸透 |
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2019年度 実績 | ・「消費者志向経営」に関する各種講演会などに参加し、業界の現状を把握 ・消費者庁と双方向の情報交換による更なる連携強化 ・消費者庁の最新情報を確認、社内へ向けて適宜情報発信 |
2020年度目標 (主な施策) |
・継続実施 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)お客様相談センター |
- 行動計画
- 「お客様の声」を活かす事業活動の強化
2019年度 目標 (主な施策) |
・苦情、問い合わせ等の「お客様の声」情報の社内共有 ・「お客様の声」を基にした商品開発・改善・改良等に係わる関係部署との活動促進 ・苦情に係わる原因分析と判定、ならびにその解析データの提供 |
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2019年度 実績 | ・「お客様の声」データを抽出し、毎日配信 ・商品改善検討会を毎月実施し、「お客様の声」から39件の改善・改良の実施 ・苦情集計表を毎月配信し、グループ内で情報共有 |
2020年度目標 (主な施策) |
・継続実施 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)お客様相談センター |
- 中期目標
- 消費者とのコミュニケーションの一層の深化お客さまへの情報提供の充実と、双方向の情報交換
- 行動計画
- お客さまに満足いただける応対サービスの強化
2019年度 目標 (主な施策) |
・お客さまにわかりやすく使いやすいホームページの見直しを常に行い、お役に立つ情報を提供 ・チャットボットは年内の運用開始を目指す。お客さまにご満足いただけるフリーダイヤルサービスを提供 ・お客さまへの迅速な対応を目指し、調査報告書の自動作成システムの導入を検討 |
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2019年度 実績 | ・お客さまにわかりやすく使いやすいホームページの見直しを行い、お客様が自己解決できるようQ&Aを利用しやすく改修 ・チャットボットを開発し、2020年度内にホームページのお客様相談室ページに開設するため準備 ・「Yahoo!知恵袋」の企業公式アカウントを取得し、お客さまの疑問にお答えする体制の構築 |
2020年度目標 (主な施策) |
・継続実施 ・新たに導入したシステムを効果的に活用し、お客さまの満足度向上につなげる ・新規作成した消費者向け情報冊子を配布し、お客さまの食生活の向上に寄与する |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)お客様相談センター |
- 行動計画
- 安全・安心への取組み強化
2019年度 目標 (主な施策) |
・「お客様の声」情報の評価・解析、およびリスク情報の早期発見と関係部署への連絡・招集 ・お客さまのご指摘に係わる原因調査・対策等、調査報告書に関する業務の遂行 |
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2019年度 実績 | ・週に一回「お客様の声」で問題が予見される案件を確認の後、加筆し配信 ・お客さまのご指摘5,255件の分類判定、内4,156件については報告書としてお客さまへ情報提供 |
2020年度目標 (主な施策) |
・継続実施 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)お客様相談センター |
- 重点課題
- 「生涯健康計画」の推進
- 中期目標
- 商品開発・提供、情報発信を通じてお客さまのライフステージに沿った健康維持の支援 「生涯健康計画」にもとづくコミュニケーション活動の活発化、および研究・開発の強化
- 行動計画
- プロモーション活動の推進
2019年度 目標 (主な施策) |
・通年で公式コミュニティサイトおよび公式FBを通じた発信、イベント・キャンペーンなどの実施、講演活動、啓発のための配布物の作成など、内容の向上と発信機会増に努める |
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2019年度 実績 | ・小学5年生社会科副教材「サバの缶づめが出来るまで」10万部配布 ・DHAの日に関する施策として公式コミュニティサイトOishiine!にてクイズなどを実施 ・北海道教育大学函館校にて持続的魚食のための講義を実施 ・夏休み理科実験授業~サケの誕生物語と生命設計のひみつ~実施 |
2020年度目標 (主な施策) |
継続実施 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)マーケティング部・中央研究所 |
- 行動計画
- 魚食および魚由来の機能成分の研究・開発
2019年度 目標 (主な施策) |
・消費者庁との届出・折衝 ・機能性素材の開発 ・機能性素材に関する研究成果の学会等での発表 |
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2019年度 実績 | ・特定保健用食品4品の申請支援、機能性表示食品19品の変更届対応 ・新規筋子オイルの開発(製薬会社との協業へと発展) ・DHA腎機能に対する効果検証研究、学会等発表2件 |
2020年度目標 (主な施策) |
継続実施 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)マーケティング部・中央研究所 |
- 中期目標
- 商品開発・提供、情報発信を通じてお客さまのライフステージに沿った健康維持の支援 ヘルス&ウェルネスへの貢献
- 行動計画
- 機能性表示食品、減塩やカルシウム強化、カロリーコントロールなどメタボ対策や骨強化などの「カラダの健康」への対応
2019年度 目標 (主な施策) |
・継続的に市場ニーズに対応し、開発の継続および発売を通じ、生活者の普段からの食生活への取入れを啓発・促進 |
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2019年度 実績 | ・2019年秋季新商品として『高たんぱくチキン&フィッシュスティック』、『五穀米の具だくさん梅昆布ごはん』を発売 ・「おいしく糖質OFF」シリーズから『直火釜炊き鶏五目ごはん』を発売、その他リニューアル合わせ青魚商品7品発売 |
2020年度目標 (主な施策) |
引き続き、市場ニーズに対応し、開発を継続 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)マーケティング部・中央研究所 |
- 行動計画
- 食べることそれ自体も楽しんでいただけるなど、「ココロの健康」へも配慮する商品
2019年度 目標 (主な施策) |
・引き続き、市場ニーズに対応し、開発継続 |
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2019年度 実績 | ・2019年秋季、メディケア食品にて「舌でつぶせる」商品3品を発売 ・2020年春季、メディケア商品にて「おいしさ満点食堂」より5商品を発売、業務用商品では「やさしい主食」からパン粥2品を発売 |
2020年度目標 (主な施策) |
引き続き、市場ニーズに対応し、開発を継続 |
対象範囲 | マルハニチログループ(国内) |
責任部署 | マルハニチロ(株)マーケティング部・中央研究所 |