サステナビリティ中期経営計画

重点課題安全・安心な食の提供

中期目標 行動計画
品質保証体制
品質マネジメントシステム「マルハニチログループ品質保証規程」の浸透と適切な運用
• 品質PDCA活動をグループ全体で展開 
「設計開発」「原材料調達」「人材育成」を重点テーマと位置付け継続的な改善を図る
食品安全体制
グローバル規格の食品安全マネジメントシステムの認証取得推進と効果的な運用
• すべてのサプライチェーンとの連携を強化
• 工場点検・指導の強化
• 品質衛生管理教育体制の充実化
食品防御体制
「マルハニチログループフードディフェンス管理規則」にもとづく良好な職場環境の維持と防御レベルの向上
• 工場点検・指導の強化
• フードディフェンス管理教育の継続

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重点課題「消費者志向経営」の推進

中期目標 行動計画
「消費者志向経営」の社内浸透
トップコミットメントにもとづく社内風土の醸成、および各部門の有機的連携
•「消費者志向経営」に関する啓発研修の実施
•「消費者志向経営」を推進するための体制構築
•「お客さまの声」を生かす事業活動の強化
消費者とのコミュニケーションの一層の深化
お客さまへの情報提供の充実と、双方向の情報交換
• お客さまに満足いただける応対サービスの強化
• 安全・安心への取組み強化
• 持続可能な環境活動との連携
• 消費者教育「食育活動」との連携

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重点課題「生涯健康計画」の推進

中期目標 行動計画
商品開発・提供、情報発信を通じてお客さまのライフステージに沿った健康維持の支援
「生涯健康計画」にもとづくコミュニケーション活動の活発化、および研究・開発の強化
• プロモーション活動の推進
• 魚食および魚由来の機能成分の研究・開発
商品開発・提供、情報発信を通じてお客さまのライフステージに沿った健康維持の支援
ヘルス&ウェルネスへの貢献
• 機能性表示食品、減塩やカルシウム強化、カロリーコントロールなどメタボ対策や骨強化などの「カラダの健康」への対応
• 食べることそれ自体も楽しんでいただけるなど、「ココロの健康」へも配慮する商品

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安全・安心な食の提供

基本的な考え方

マルハニチログループでは、マルハニチログループ理念、およびマルハニチログループ品質保証方針にもとづいた品質保証体制のもと、お客さまの「視点」に立ち、お客さまが求める「品質」を考え、お客さまに安全な「品質」をお届けし、お客さまに安心していただける「食」を追求しています。

そのために、商品の開発からお客さまに商品をお届けしたその後までのすべてのプロセスにおいてさまざまな施策を行うとともに、従業員に対しては、品質教育を推進し、一人ひとりの知見や技術のレベルアップを図るともに、品質にかかわる意識の向上を図っています。

品質・研究

従業員への品質教育・研修

マルハニチログループでは、2019年度は表示研修会12回、品質管理講習会5回、フードディフェンス講習会4回、FSSC22000内部監査員養成研修会2回、FSSC22000 Ver.5規格勉強会1回、お客さま対応研修13回、お客様の声を傾聴するモニタリング研修17回、CS研修会2回を実施し、累計2,700名の社員が受講しました。

また、2019年度より、食品会社の従業員として品質に対する意識を向上させ、必要な知識を習得することを目的として、全グループ従業員を対象としたe-ラーニング「食の安全・安心」「食品衛生法第6条」「食品表示法」を実施しました。

品質教育・研修の2019年度実績
研修の種類 合計回数 参加人数
表示研修会(共通、冷食、常温、水産、畜産、製品規格書作成の実務) 12 515
品質管理講習会(座学研修、ワークショップ) 5 232
フードディフェンス講習会 4 140
FSSC22000内部監査員養成研修会(初級編、スキルアップ編) 2 75
FSSC22000 Ver.5 規格勉強会 1 113
お客様対応研修 13 280
お客様の声を傾聴するモニタリング研修 17 1,299
CS研修会 2 46

「品質・研究」教育・研修

「消費者志向経営」の推進

基本的な考え方

消費者志向経営を推進する当社グループでは単に顧客満足を推進するだけでなく、消費者の権利・利益を尊重し、消費者の視点にもとづいた経営であることが求められています。消費者とのコミュニケーションを通じて、その責任を果たすためにも、また、グループスローガン「世界においしいしあわせを」を実現するためにも、重点課題スタートから3年目となる今年は、私たち一人ひとりが、その役割をしっかりと認識して行動いたします。

「消費者志向経営」を制定

マルハニチログループは、「社会から必要とされる、本物・安心・健康な食を提供し、人々の豊かなくらしとしあわせに貢献する企業グループ」であることを基本ミッションとしています。その基本ミッションを果たすべく、私たちは消費者庁が推進する「消費者志向経営」の活動に賛同するとともに、2018年3月に消費者志向自主宣言の制定と宣言内容にもとづいた取組み方針を公表し、定期的に活動報告書も公表しています。

消費者志向経営とは、以下の取組みを指します。

  • 消費者全体の視点に立ち、消費者の権利の確保および利益の向上を図ることを経営の中心と位置付ける
  • 健全な市場の担い手として、消費者の安全や取引の公正性の確保、消費者に必要な情報の提供等を通じ、消費者の信頼を獲得する
  • 持続可能で望ましい社会の構築に向けて、自らの社会的責任を自覚して事業活動に取り組む

これはまさに、私たちのグループ理念そのものであり、持続可能な社会づくりへの貢献をめざす中長期ビジョンにも結びつくものと考え、「消費者志向自主宣言」として当社グループ・スローガン・ビジョン・取組み方針を公表しました。

「消費者志向経営」の社内浸透

お客さま対応マニュアル

グループすべての従業員が「消費者志向経営」を理解・行動するために、社内の推進体制を構築し、「消費者志向経営」に関する啓発研修の実施と、「お客さまの声」を生かした事業活動の強化を計画しました。2019年度は社内研修を活用して「消費者志向経営」の考えを説明し、約1,600名のグループ従業員が受講しました。また、マルハニチログループが策定した「お客さま対応マニュアル」内に消費者志向経営の説明を加え、グループを含む従業員に配布しています。また、「お客さまの声」から商品やサービスの向上を目指し、2019年度は34件の改善・改良を果たすことができました。

教育・研修

消費者とのコミュニケーションの一層の深化

お客さまと一層の相互コミュニケーションを実現するため、ホームページによる情報提供の充実と、お客さまへの応対サービスの向上を目指し、お申し出いただいたお客さまを対象に満足度アンケート調査を実施しています。また安全・安心への取組みや、「環境活動」・「食育活動」を通じてお客さまに信頼いただけるよう活動しています。「お客さまの声」の活用はマルハニチロホームページやグループ従業員向けイントラサイトで商品改善提案の取組みとして紹介しており、今後も引き続き情報提供を行う予定です。さらに、2019年12月より、国内最大級のQ&Aサイト「Yahoo!知恵袋」の企業公式アカウントを取得し、取扱商品に関連するお客さまの様々な疑問にお答えしています。

お客さまとのコミュニケーション(商品をお届けするまで)

VOICE

相澤 和子 様
公益社団法人 消費者関連専門家会議(ACAP)
執行委員

難局を乗り越え培ったお客さまとの信頼関係に期待

マルハニチログループは消費者志向自主宣言以降、その重要性を全社にしっかりと根付かせています。背景には、お客様相談センターの役割と機能の進化があります。どのような難局でもお客さまからの信頼を回復、声を事業に生かし、経営に重要な情報発信と意思決定を働きかけるまでのたゆまぬ努力がありました。
今日、水産資源をめぐる持続可能性は経営の重要課題であり、消費者も自ら考えて行動しなければなりません。缶詰を消費しながら無駄なく備蓄するローリングストック等の行動変容を促す活動は大切です。消費者関連専門家会議(ACAP)で共に活動し、研修の講師として関われることにとてもうれしく思っています。貴社のさらなる進化を大いに期待します。

「生涯健康計画」の推進

基本的な考え方

お客さまのライフステージに沿った健康維持を支援するために、健康に対する効果が実証された機能性素材を生かした商品や身体にやさしい商品を開発・提供していきます。

「カラダとココロの健康」

「医食同源」と言われるように、「食」を通じた健康維持の考え方は、江戸時代の貝原益軒(1630~1714年)による「養生訓」のなかに健康管理に食生活が重要であると記されています。現代でも、厚生労働省や農林水産省が提唱している「食事バランスガイド」にあるように、主食、主菜、副菜を基本にバランスのとれた食事と適度な運動が健康増進や疾病予防のために重要です。

そこでマルハニチログループでは、お客さまのライフステージに沿った健康維持を支援するため、自然との調和を重視した水産物の提供やDHAをはじめとする健康に対する効果が実証された機能性素材を生かした商品、食べやすさや見た目に配慮したユニバーサルデザインフード(介護食)など、お客さまの「カラダとココロの健康」を応援する商品を開発・提供することにより「生涯健康計画」を推進しています。

2019年度は、6月22日「DHA」の日に、公式コミュニティサイト「Oishiine!!」を通してDHAに関するわかりやすい情報をマルハニチロ(株)中央研究所研究員とともに発信しました。今後も、私たちは、生涯にわたってお客さまの健康維持をお手伝いすることをめざし、研究開発、技術開発を進めていきます。

食の機能に関わる研究・開発の取組み

「生涯健康計画」に沿った商品開発・提供・情報発信を進めていくことは、お客さまのライフステージに沿った健康維持を支援することにつながると考えています。

そこでマルハニチログループでは、「コミュニケーション活動の活発化」と「ヘルス&ウェルネスへの貢献」を中期目標に掲げ、食の機能に関わる研究・開発の推進や、その成果をお客さまに商品や情報として提供しています。

たとえば、食育やプロモーション活動、魚食および魚由来の機能成分の研究開発の推進、さらには機能性表示食品、減塩やカルシウム強化、カロリーコントロールに配慮した食品を通じて、現代の健康課題を解決する「カラダの健康」や、それ自体も楽しんでいただける工夫を加えた「ココロの健康」に配慮する商品を提供していきます。

その方針に基づき、2019年度は、家庭用加工食品「ゼライスボトル入り」を開発しました。ひとふりで約1gを計量できる新機能ボトルで、ゼラチンパウダー(コラーゲンペプチド7%配合)をあらゆる食事のシーンで手軽に利用いただけることを目的に開発しました。

業務用冷凍食品では、おいしさはそのままに糖質を低減できる「おいしく糖質OFF」シリーズに、新たに「直火釜炊き鶏五目御飯(もち麦入り)」を加えました。

また、介護食品業界のリーディングブランドであるマルハニチロ「メディケア食品」では「食べる人、支える人、日本を元気にしたい」をコンセプトに、市販用ペースト食「おいしさ満点食堂」の展開を始めました。当社の強みである魚原料(さけ・さば・かれい・たい・ぶり)を、かまなくてもよいペーストタイプに加工し、保存性と使いやすさに配慮したレトルトタイプに仕上げました。在宅介護中のお客さまに向けた新しい提案です。

ゼライスボトル入り
直火釜炊き鶏五目御飯(もち麦入り)
市販用ペースト食「おいしさ満点食堂」
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