ブルーボンド
ブルーボンドの発行について
マルハニチログループは、中期経営計画「海といのちの未来をつくるMNV2024 」において、経営戦略とサステナビリティの統合により、すべてのステークホルダーに対して Maruha Nichiro Value(MNV)を創造し、企業価値向上と持続的成長を実現することを掲げています。 MNV の創造にあたっては、事業の継続性を担保する土台である経済価値の最大化に向けた経営戦略を着実に実行しつつ、環境価値・社会価値の最大化をめざします。
その中で、「環境価値」の創造実現に向けた活動の必要資金について、本邦初となるブルーボンドを発行しました。策定したフレームワークにもとづき、サステナブルファイナンスを積極的に活用し、環境課題解決への貢献を一層進めていきます。なお、ブルーボンドの発行により調達した資金は、主に環境持続型の漁業・養殖事業等に充当します。
発行概要
名称 | マルハニチロ株式会社第1回無担保社債(ブルーボンド) |
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発行年限 | 5年 |
社債総額 | 50億円 |
利率 | 年 0.55% |
条件決定日 | 2022年10月27日 |
払込期日 | 2022年11月2日 |
償還期限 | 2027年11月2日 |
主幹事証券会社 | みずほ証券(株)、三菱UFJモルガン・スタンレー証券(株) |
ストラクチャリング・エージェント※ | みずほ証券(株) |
外部評価 | (株)格付投資情報センター(R&I) |
資金使途 | 環境持続型の漁業・養殖事業 |
※ストラクチャリング・エージェントとは、 ブルーファイナンス・ フレームワークの策定及びセカンド・パーティ・オピニオン等の外部評価取得に関する助言等を通じて、ブルーファイナンスの実行支援を行う者のことです。
ブルーファイナンス・フレームワーク(2022年9月)
当社は、国際資本市場協会(ICMA)の定めるグリーンボンド原則(GBP)2021、環境省の定めるグリーンボンド(ローン)及びサステナビリティ・リンク・ボンド(ローン)ガイドライン2022年版、ローン・マーケット・アソシエーション(LMA)、アジア太平洋ローン・マーケット・アソシエーション(APLMA)、ローン・シンジケーション・アンド・トレーディング・アソシエーション(LSTA)の定めるグリーンローン原則2021並びに国際金融公社(IFC)の定めるGuidelines for Blue Financeにもとづき、以下のブルーファイナンス・フレームワークを策定しました。
外部評価(セカンド・パーティ・オピニオン)(2022年9月)
当社が策定したフレームワークについて、(株)格付投資情報センター(R&I)より、グリーンボンド原則2021等との適合性に対するセカンド・パーティ・オピニオンを取得しました。
(株)格付投資情報センター(R&I)による、セカンド・パーティ・オピニオン
ブルーボンド・レポーティング
関連するプレスリリース
ブルーボンドの発行条件決定に関するお知らせ(2022年10月27日)
本邦初となる「ブルーボンド」発行に関するお知らせ(2022年9月29日)
本邦初となる「ブルーボンド」の発行に向けた検討の開始に関するお知らせ(2022年8月8日)