~事業活動を通じた経済価値、社会価値、環境価値の創造により、
持続可能な地球・社会づくりに貢献~

2030年度における対象商品の売り上げ比率をKPI化

マルハニチロ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:池見賢)は2024年に創業144年を迎え、これまで長きにわたり、良質なたんぱく質やDHAをはじめとするω-3脂肪酸が多く含まれる水産物を中心に、本物、安心、健康な食の提供を通じて、人々の豊かなくらしに貢献してまいりました。

このたび自社商品を通した「適切な食塩摂取」、「適切なたんぱく質摂取」、「良質な脂質摂取」、「栄養格差改善」による人々の健康価値創造と、「持続可能な認証製品」の取り扱いについて、2030年度の対象商品売上比率をKPIに掲げ、次の100年も健康・栄養課題の解決に貢献する商品や、環境課題に配慮した持続可能な認証水産物の取り扱いを促進していくことで、継続して環境価値・社会価値を創造する取り組みを推進いたします。

2030年度における対象商品の売り上げ比率をKPI化

【健康価値創造と持続可能性に貢献する食の2030年度KPI(対象製品売上比率)】

食糧生産時の温室効果ガス排出による気候変動問題、生物多様性と生態系の破壊などの環境課題や、不健康な食事に起因する疾患の増加や栄養格差の拡大などの社会課題が、近年深刻さを増しています。
このような背景を受け、マルハニチロは中期経営計画「海といのちの未来をつくる MNV 2024」におけるマテリアリティの一つである「健康価値創造と持続可能性に貢献する食の提供」に対し、2022年度より「健康価値と持続可能性に貢献する食」の定義、基準、2030年度KPIの策定を検討してまいりました。
このたび「適切な食塩摂取」、「適切なたんぱく質摂取」、「良質な脂質摂取」、「栄養格差改善」、「持続可能な認証製品」の具体的な独自製品基準を設定し、環境価値・社会価値へのマルハニチロ製品の貢献度を表す2030年度KPIとして、対象製品売上比率を策定しました。

■健康価値に関する4つの評価項目

基準・内容 2030年度KPI
適切な食塩摂取 1食あたり3g未満、または100kcalあたり0.46g未満※1 対象加工食品のうち基準を満たす製品売上比率65%以上
適切なたんぱく質摂取 100kcalあたり4.1g以上、または100gあたり8.1g以上※2 対象加工食品のうち基準を満たす製品売上比率45%以上
良質な脂質摂取 1食あたり350mg以上、または1gあたり1mg以上※3 対象加工食品のうち基準を満たす製品売上比率20%以上
栄養格差改善 咀嚼・嚥下困難な人への栄養摂取を支援する食品の普及 対象製品の販売金額を2022年度比190%以上
  • ※1 スマートミール基準の”ちゃんと”に基づき設定した自社基準
  • ※2 消費者庁表示基準の”含まれる”に基づき設定した自社基準
  • ※3 厚生労働省2020年食事摂取基準n-3系不飽和脂肪酸摂取目安量に基づき魚由来n-3系不飽和脂肪酸の摂取目標を設定した自社基準

■持続可能性に関する評価項目

基準 2030年度KPI
持続可能な認証製品 GSSI認証水産物※4 水産製品・水産物を含む全製品の持続可能な認証製品売上比率15%以上

※4 Global Sustainable Seafood Initiative で承認された認証水産物(MSC 認証、ASC 認証、BAP 認証、MEL 認証等がある)

※詳しくはマルハニチロウェブサイト下記ぺージをご覧ください。
・サステナビリティページ
・統合報告書ページ

マルハニチロは、2030年度KPIの達成に向け取り組みを進めることで、健康価値創造と持続可能性に貢献する総合食品企業として、食の可能性に挑み、お客さまに生きる活力となる食を提供します。

以上

報道各位からのお問い合わせ先
マルハニチロ株式会社 経営企画部
ブランドコミュニケーション・広報グループ
メール koho@maruha-nichiro.co.jp

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