細胞培養パイオニアのシンガポール企業、UMAMI Bioworks社とともに
魚類の細胞培養技術の確立に向けた協業を開始
次世代タンパク「細胞性水産物」の事業化を促進

マルハニチロ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:池見 賢)は、細胞培養技術を用いて生産する食品としての「細胞性水産物」の開発および事業化をめざし、培養魚のパイオニア企業、UMAMI Bioworks Pte Ltd.(本社:シンガポール、CEO:Mihir Pershad)と協業契約を締結し、魚類の細胞培養技術の確立に向けた取り組みを推進いたします。

マルハニチロは2021年8月以降、細胞培養における国内先進企業と細胞性水産物の共同研究開発に取り組んでおりますが、技術面および法整備を含めた世界的な事業環境の変化を見据え、国内に加えて新たに海外企業との協業を図ることにより、研究開発体制の拡大充実と早期事業化への歩みを加速させます。

UMAMI Bioworksは、シンガポールに本社を置くバイオテクノロジー企業で、培養魚の自動生産プラットフォームを構築しています。シンガポールは細胞性食品における法整備の可能性や市場形成の展望が世界的にも有望視されているなか、UMAMI Bioworksは培養魚研究開発においてすでに実用化に近い段階にあり、試食可能な細胞性水産物の開発に成功しています。マルハニチロは今回の協業を通じて、UMAMI Bioworksの細胞培養プラットフォームとマルハニチロの水産サプライチェーンを活用して、細胞性水産物の普及に向けた取り組みを推進します。

UMAMI Bioworks社について

会社名 UMAMI Bioworks Pte Ltd.
所在地 シンガポール(89 Science Park Drive, The Rutherford #04-22, Singapore 118261)
創設者兼CEO Mihir Pershad
設 立 2020年2月(2023年8月にUmami Meats(旧社名)からUmami Bioworksに社名を変更)
URL https://umamibioworks.com/
LinkedIn https://www.linkedin.com/company/umamibioworks/

マルハニチロは創業以来、良質な魚タンパクの供給を通じて人々の食と健康に貢献してまいりました。世界中で高まる魚需要に対して、細胞培養技術による次世代の魚タンパク供給体制の確立をめざし、サステナブルな水産物サプライヤーとして、また「海といのちの未来をつくる」総合食品企業として、次世代に向けた新しい価値の創造、そしてより良い世界づくりに取り組んでまいります。

以上

ニュースリリース

報道各位からのお問い合わせ先
マルハニチロ株式会社
コーポレートブランディング部 広報課
メール koho@maruha-nichiro.co.jp

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