株式会社マルハニチロAQUAがワクチン自動接種機を導入
養殖魚のワクチン接種の自動化に向けた運用試験を開始

マルハニチロ株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:池見 賢)は、畜水産動物向けのワクチンなどの製造・販売を行う共立製薬株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:髙居 隆章)とともに、2023年3月から、ブリ・カンパチを養殖する当社グループの株式会社マルハニチロAQUA 桜島事業所(本社:鹿児島県鹿児島市、代表取締役社長:三原 章義)において、養殖魚向けのワクチン自動接種機の運用試験を開始しました。

1.背景

当社グループでは、以前から養殖現場において人手で行ってきた養殖魚へのワクチン接種の自動化を検討してまいりました。今回、農林水産省の「令和4年度 食品の安全・消費者の信頼確保対策事業」を活用してワクチン自動接種機の実用化をめざす共立製薬との取り組みの中で、当社グループにおいてワクチン自動接種機の運用試験を開始しました。

2.効果

ワクチン接種を自動化することにより、以下の効果により、効率的な養殖事業の実現が期待できます。

  1. 従業員の人為的ミスの軽減による商品力向上
  2. 従業員の体力的負担の軽減・労災防止による安全性向上
  3. 労務費等の経費削減による収益向上
  4. 少人数での養殖事業運営による労働人口の減少対策

3.今後

現時点ではブリで運用試験中ですが、今後は、ブリでの本格運用を早期に確立するとともに、養殖魚全般での運用をめざしてまいります。

当社グループは、今後もブランドステートメント「海といのちの未来をつくる」のもと、事業活動を通じた経済価値、社会価値、環境価値の創造により、持続可能な地球、社会づくりに貢献してまいります。

以上

ニュースリリース

報道各位からのお問い合わせ先
マルハニチロ株式会社
コーポレートブランディング部 広報課
メール koho@maruha-nichiro.co.jp

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