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サケは切り身になったとき、骨が少なく身のほぐれも良いため、とても食べやすい魚です。また、サケには健康によい成分がたくさんつまっています。
私たちの体はたんぱく質でできています。内臓や筋肉、髪の毛や血液もすべてたんぱく質です。肉や魚を食べることで、私たちはたんぱく質を体に取り入れることが出来ますが、消化吸収の効率が良いのは魚です。中でも、サケは吸収率が高く効率よく私たちの血となり肉となります。
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魚のあぶらの中にはEPAやDHAという体によい脂肪酸(しぼうさん)が多く含まれています。血液をさらさらにしたり、がんの予防をしたり、記憶力をよくしたりすることが知られています。
サケのあぶらにも、EPAやDHAが含まれています。
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サケの身の色はきれいなピンク色をしています。これはアスタキサンチンという色の成分です。にんじんに含まれるオレンジの色素ベータ・カロテンの仲間です。このピンク色には体に有害な活性酸素という物質をやっつける働きがあります。もともとサケたちが生きていくうえで必要だった成分が、私たちにもとても役にたつのです。
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ビタミンやミネラルは体の働きを調節したり維持するために必要なものです。サケには特にビタミンB12やビタミンDがたくさん含まれています。
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でも、健康にいいからといって、同じものばかり食べるのはよくありません。
肉も野菜も魚も、いろいろなものをバランスよく食べて、病気に負けない強いからだとこころを作りましょう。