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サケのサイズにもよるが、ファイト時間は5分を超える時も珍しくありません。 |
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3)見える魚は、釣れない・・ |
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サケがヒットした瞬間は、流木などに引っ掛かった感じが多くあります。 |
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流れの緩い瀬脇などにいるサケマスを無心に狙っている人を良く見かけます。初めて忠類川に来た人に多いのが特徴です。残念ながらこれらの見えている魚体の多くは、前述した「産卵中のカップル」であるケースがほとんどです。そうなるとルアー、フライから逃れようとする魚体が多く、逃げ惑ううちに偶然にフックが体に引っ掛かり通称「スレ」と呼ばれる状態になってしまいます。浅い見える場所にいるサケマスは、中々釣り難く、しっかりとフライに食いつく魚体は「瀬の流芯」つまり流れの中心にいます。この流芯を逃さない為のラインシステム(*4)とドリフト(*5)方法は、かなりの熟練を要します。また流芯のサケマスを見つける事は、困難を極め、これも同様に「鷹のような眼力」が必要となります。忠類川で流れの中の魚を見つけ出すコツは「底の石」を観察すること。また偏光サングラスは、必需品です。 |
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以前は、見える範囲、すべてに人が居る事もありましたが、この数年はゆっくりとサケ釣りに没頭できる人数になっています。 |
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今でも国内のサケ釣りのバイブル的な存在になっている故-西山徹さんの「川のライオン」と杉坂隆久さんの「サーモンフィッシングの夜明け」。この2本のビデオに出ているフライメソッド(*6)は、今でも忠類川の基本となっています。それをアレンジして現在のフライフィッシング・システムがあると言えるのです。この2本のビデオにヒントは、たくさん詰め込まれているので可能であれば是非一度見る事をお勧めします。 |
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