• 「あけぼの」の商標の由来を教えてください。

    旧株式会社ニチロの前身、堤商会が商標を作るに当たって、当時は日露戦勝後の好景気で、缶詰のブランドにも「三笠」、「東郷」、「万歳」といった国威を背景にしたものも多く、できれば国旗をそのままブランドにしたい意向もありました。 しかしそれも極端だということで「日の出の景色」の図案に衆議がまとまり、紅鮭の英国輸出を考えてBreak fast (朝食、断食を破る)、Day Break(闇を破る)などの英人好みの字句を使って"Day Break Brand"=あけぼの印がよい ということになりました。 図案は半円に放射線としましたが、放射線の先が細く尖っていたため「日没と間違えぬように、日本語と英語で二重 に説明すればよい」(ニチロ創業者堤清六)として、下の赤線の中に「あけぼの印」を加えることとなりました。 下地はスペイン赤の鮮やかな三本の線、この三本引きはもともと堤家「近清」ののれんで、宝寿丸初出漁の船旗や、堤商会章に用いられたものです。

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