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つくる
食品技術の研究
食品の加工プロセスを研究する
「簡単・時短」、「本格・本物」などをキーワードに、お客さまにご満足いただける品質とするため、商品の“核”となる要素(見た目、香り、食感、風味など)を最大限に引き出す食品加工技術について研究開発を行っています。
また、試作段階で得られた高い品質の製品を、工場でも安定して生産するための技術的な検討も行っています。
食感・風味のコントロール
要介護者や介護者の生活の質向上をめざし、加齢や疾患などにより“噛む・飲み込む”ことが難しくなった方でも簡単に・おいしい食事を楽しめるよう、介護食(メディケア食品※)の開発支援を行っています。
噛みやすさや飲み込みやすさには、やわらかさなどの物性条件の調整が重要です。
各種食材に合わせた酵素量の調整や、攪拌・温度条件の調整など、安定した「食べやすさ」を実現するための研究開発を行っています。
噛みやすさや飲み込みやすさには、やわらかさなどの物性条件の調整が重要です。
各種食材に合わせた酵素量の調整や、攪拌・温度条件の調整など、安定した「食べやすさ」を実現するための研究開発を行っています。
- ※ メディケア食品とは:
「食を通じて健康を応援する」というコンセプトのもとに創られた、マルハニチロの介護食ブランドのこと。
(https://www.medicare.maruha-nichiro.co.jp/about/)
水産加工品の価値向上を探る
魚が苦手なお客さまでも、魚をおいしく召し上がっていただけるように、においの制御や、フィッシュソーセージやかまぼこの原料となるすり身の品質向上など、水産加工品の価値を向上するための研究開発を行っています。
すり身の品質向上
かまぼこに代表される魚肉練り製品は、スケトウダラなど白身魚のすり身から製造され、プリプリとした弾力が強いものが高品質とされています。そこで私たちは、すり身の製造過程での品質向上に取り組んでいます。また、海外の工場と連携し、工場排水中の水溶性タンパク質の有効利用について研究を行っています。
食品の品質保持技術を研究する
お客さまにいつでも“できたての味”をお届けするために、長期保管や保管中の温度変化などによる見た目、香り、食感、風味の変化を評価し、品質を一定に保つための研究開発を行っています。
冷凍フライの食感維持
いつでも手軽に食べられる冷凍食品は、今や私たちの暮らしになくてはならない存在です。中でも電子レンジで調理できる加熱済みの冷凍フライ食品は、油で揚げる手間が省けることで人気があり、電子レンジ調理後も揚げたての食感を再現することが求められます。
配合や工程の工夫で食品中の水分の動きを制御すると、食材の肉や魚などはジューシーに、衣はサクサクの状態に調理することが可能になります。食材に合わせた加工技術、衣の配合設計、凍結・冷凍保存方法など、さまざまな研究開発を行っています。
配合や工程の工夫で食品中の水分の動きを制御すると、食材の肉や魚などはジューシーに、衣はサクサクの状態に調理することが可能になります。食材に合わせた加工技術、衣の配合設計、凍結・冷凍保存方法など、さまざまな研究開発を行っています。