マルハニチロ

マルハニチロの研究開発

マルハニチロ中央研究所は、お客さまの一生涯の健康に貢献することをめざし、日々研究開発に取り組んでいます。「食品」、「水産・養殖」、「機能性」の3つを重点研究領域とし、本物・安心・健康な食の提供、そして水産をはじめとする食資源の保全ならびに持続可能な形での利用を実現します。

生涯健康計画

生涯健康計画とは、マルハニチロの商品でお客さまの生涯にわたって健康維持のお手伝いをすることです。
人の一生は、身体的変化(成長・老化)や社会的役割などにより、いくつかのライフステージに分けることができます。
ライフステージごとに生活習慣や健康課題は異なり、生涯健康でいるためにはライフステージに応じた取り組みが必要となります。
マルハニチロでは、お客さまのライフステージに合った商品のご提供、わかりやすい科学情報の発信により、生涯にわたるお客さまの健康づくりに貢献することをめざしています。

ライフステージとマルハニチロのかかわり
ライフステージとマルハニチロのかかわり

研究開発体制

マルハニチロ中央研究所は、基礎・応用研究を担うリサーチ部門、研究成果の実用化を担う技術開発部門、研究開発活動のサポートを担う企画・管理部門から構成されています。
大学や公的研究機関、民間企業など多様なパートナーと連携し、オープンイノベーションを積極的に推進して、スピーディーな研究開発を行っています。

フードテック領域の研究

リサーチ一課

フードテック領域の研究

客観的な理化学分析技術を基盤として、「生涯健康計画」の概念に基づく素材(有用な魚食成分)、食品の保存技術、調味・調理加工、鮮度、おいしさに関する研究開発を行い、おいしい食を通じた健康長寿の実現をめざしています。
また、あらゆる世代へ健康な食を提供するため、機能性素材の開発や特定保健用食品・機能性表示食品への活用について研究を行っています。

マリンテック領域の研究

リサーチ二課

マリンテック領域の研究

環境・自然と調和した持続性のある水産資源調達をめざし、養殖用飼料開発、魚病対策、ゲノム選抜育種などバイオテクノロジーを取り入れた研究や、事業化を見据えた循環式陸上養殖など次世代型の養殖技術の開発に取り組んでいます。

バイオテック領域の研究

リサーチ三課

バイオテック領域の研究

安全・安心な食を提供するための食品の殺菌・静菌技術、微生物や細胞を用いた有用物質や細胞性水産物の生産技術について研究を行っています。お客様に新しい価値を提供するため、心理・生体データを活用した商品の魅力を高める研究を行っています。

技術の製品化

技術開発課

実用化に向けた技術開発

新商品開発および新規市場参入をめざして、新素材の用途開発や新規製造方法の開発に取り組んでいます。主に、食品分野の事業部門や開発部門と連携した生産技術の開発や、中央研究所リサーチ各課の研究成果を社内事業で活用できる技術として実用化する役割を担っています。

情報収集と環境整備

企画課

情報収集と環境整備

研究開発に関する情報収集、大学や他企業との連携を進め、研究開発を推進する環境を整えることで、確実に研究成果につながるようサポートしています。また、グループ各社との連携を強化する窓口としての役割も担っています。