
ご縁があり、東京の吉祥寺にある料理教室「INO CINQ」(イノサンク)でお料理を教えておられる木村伸子先生に、よかとと『薩摩カンパチどん』をご紹介させていただくことができました。
木村先生は、加工食品を一切使わない方針で有名な方です。しかし『薩摩カンパチどん』については、加工食品というジャンルでとらえるのではなく"新鮮なカンパチをそのままパックして冷凍したもの"として、その品質を高くご評価いただき、早速3月のグルメクラスレクチャーに取り入れてくださいました。
その模様を、実際に拝見させていただくことができましたので、ここでご紹介します。
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今回、作り方を教えていただけるメニューは、
A.パン コン トマテ(スペイン カタルーニャ地方の前菜)
B.玉葱のフリット
C.ゆで卵のピクルス
D.雑穀サラダ
E.カンパチのマリネ
F.カンパチの炊き込みご飯
G.ひっつみ(お団子入り具だくさんの汁)
H.イル フロッタント(デザート)
以上、8種類です。
E.とF.は、カンパチどんの出番ですね。では、順番に教えていただきましょう。
こちらが、木村伸子先生です。
今一番大事なものはお二人のお孫さんだそうで、こんな素敵なおばあちゃまにお料理と作っていただけるなんて、お孫さんたちが羨ましい。
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最初は、前菜の「パン コン トマテ」です。というわけで、丁寧に、パンに大蒜をすりこんでおられますね。 |
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はい!できあがり!
トマトの赤が鮮やかで、食欲をそそります。 |
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◆トマト(完熟)
皮と種を取り粗く刻んでおく。
◆アンチョビバター
(バターとアンチョビをフードプロセッサにかける。)
◆ガーリックトースト
バケットを焼いて、大蒜をすりこんでおく。
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1)ガーリックトーストが熱いうちにアンチョビバターを塗っておく。
2)いただく直前にトマトをのせる
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次は「玉葱のフリット」です。
揚げてますねぇ。
揚げものって、カラッと揚げるのがとっても難しいと思ってたんですけど、木村先生によりますと、この衣なら誰でも簡単に、カリッと歯ごたえのあるフリットをつくることができるそうです。覚えとこ(メモメモ) |
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◆玉葱:1個
◆地粉(中力粉):100g
◆ビール:120cc
◆カレー粉:小さじ1杯
◆揚げ油:適宜
◆塩:適宜
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1)地粉とビールをよく混ぜてカレー粉も加え、30分くらい休ませておく。
2)揚げ油が170~180℃になったら、輪切りにした玉葱に1.の衣をつけて揚げる。
3)2~3分揚げカリッとなったら引き上げる。
4)塩をふって完成。レモンを添えてもよい。
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えぇぇ~っ!
木村先生!卵でピクルス作っちゃうんですか?
びっくり。 |
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でも、見てください。この完成形。
食べ物って、やっぱり暖色系だと美味しそうに感じられるんですね。
うーん、いい香り。
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◆卵:6~8個
◆ピクル酢(飯尾醸造):100cc
◆醤油:50cc
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1)卵は水からゆで始め、沸騰後6分間ゆでる。
2)ピクル酢と醤油を合わせて、ゆで卵を漬ける。
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