DHAのチカラ − マルハニチロは健康生活を応援します。 −

DHAの効果 ~DHAは日本人の味方~

痴呆症・アルツハイマー

老人性痴呆症には、日本人に多い「脳血管性痴呆症」と、欧米人に多い「アルツハイマー型痴呆症」があります。

「脳血管性痴呆症」は、脳内の記憶にかかわる部分に脳卒中(脳梗塞や脳出血)が起きると、それが引き金となってその後遺症で脳細胞が死んでしまうために起こるものです。DHAには動脈硬化や血栓の形成を予防し、血圧を下げる働きがあります。
また、脳内にDHAを補給してあげれば、死んでしまった細胞の分の働きを周りに残っている脳細胞が補ってくれます。

一方の「アルツハイマー型痴呆症」は、脳の「海馬」と呼ばれる部分の脳細胞が死滅して起こる痴呆症です。このアルツハイマー型痴呆症は欧米人に多いことから、DHAとの関連が早くから推測されていましたが、1991年にそれを示す調査結果が報告されました。
それによると、アルツハイマー病で死亡した人の海馬付近のリン脂質中のDHA含有量が7.9%であったのに対し、アルツハイマー病以外で死亡したヒトの海馬付近のリン脂質中のDHA含有量は16.9%でした。つまり、DHAはアルツハイマー病を抑える方向に作用している可能性があるのです。

アルツハイマー病患者の脳におけるリン脂質中の脂肪酸組成
Lipids 1991; 26: 421-425

脂肪酸 アルツハイマー病 他の疾患
14 : 0 2.5 0.6
16 : 0 14.1 8.6
18 : 0 33.0 25.6
18 : 1 23.2 21.3
20 : 1 1.8 1.8
20 : 4 ω6 (AA) 8.1 12.4
22 : 4 ω6 7.0 11.9
22 : 6 ω3 (DHA) 7.9 16.9