マルハニチロ株式会社

フィッシュソーセージ/魚肉ソーセージのつくり方(製造工程)

いつもおいしく、安全で安心して食べていただくために、マルハニチロがフィッシュソーセージ/魚肉ソーセージをどのようにつくっているか主要な工程をご案内します。

1)届いたすりみの品質検査

工場に届いたすりみは、細菌検査や色、水分、pHをチェックします。品質基準を合格したすりみだけがフィッシュソーセージの材料として使用されます。

原料は鮮度の高いすりみ
世界の漁場で獲れたてのお魚が船上工場や漁場に近い工場でただちにすりみに加工され急速冷凍された後、フィッシュソーセージ工場に届きます。

2)細断・異物検査

冷凍すりみは10Kgの板状のため、加工しやすいように専用の裁断機で細かく細断します。

念のため、X線異物検出器や金属探知機で検査し、安全であることを確認してから次の工程に進みます。

3)練り合わせ

すりみに塩や調味料、水などを加え鮮度を損なわないように低温で短時間で練り合わせます。練り上がったすりみは自動充填機へ送られます。配管中の金属探知機で再び異物検査も行います。

おいしさを出すポイント
初めはまとまりがなかったすりみや副原料は、練り合わせることで、均一でなめらかな状態になります。低温で、塩を入れて練る事が魚肉ソーセージ特有の食感とおいしさを出すポイントです。熟練した専門の担当者が、練りあがりを確認しています。

4)充填(じゅうてん)

充填(じゅうてん)

すりみがケーシングフィルムに充填(じゅうてん)されて、見慣れたフィッシュソーセージの形に近づいていきます。

5)レトルト殺菌

コンピュータで制御されたレトルト加熱装置で加圧加熱殺菌を行います。一度に約10,000本の加熱処理が可能です。

常温で90日間以上の保存ができるようになります
圧力を加え100度以上の温度で殺菌することでフィッシュソーセージは、常温で90日間以上の保存ができるようになります。

6)ピンホール検査

充填(じゅうてん)

レトルト殺菌後、フィルム表面の水分を乾燥させながら冷却します。乾燥・冷却されたフィッシュソーセージは次にピンホール検査装置で目では見えにくいキズやピンホールがないか検査を行います。

6)目視検査

充填(じゅうてん)

最後は検査担当者が、異常はないか、表面の汚れがないか、形はきれいか、など目視検査を入念に行います。

8)自動包装

充填(じゅうてん)

目視検査を無事通過したフィッシュソーセージは重量を確認して、自動包装機に送られ、包装・梱包されます。

いかがでしたか?マルハニチロのフィッシュソーセージは、いつもおいしく安心してお召し上がりいただけるように、安全を第一に考えてお届けしています。

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