陸上養殖サクラマスにおいて日本初のASC認証を取得

マルハニチロ株式会社（本社所在地：東京都江東区、代表取締役社長：伊藤 滋）は、「国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 生物系特定産業技術研究支援センター」 から委託を受け、「知」の集積と活用の場による研究開発モデル事業として進めてきた、サクラマスの陸上養殖において「ASC認証」（※）を2020年3月16日付で取得しました。ASC認証サケ基準において陸上養殖での取得は、日本初の事例となります。

今回のASC認証取得は、当社が研究代表機関となり、株式会社キッツ、水産研究・教育機構、山形県農林水産部、JXTGエネルギー株式会社、JX ANCI株式会社、香川高等専門学校の「産・官・学」共同にて、「革新的技術を集約した次世代型閉鎖循環式陸上養殖システムの開発と日本固有種サクラマス類の最高級ブランドの創出」における共同試験研究内での成果の１つです。

マルハニチログループでは、「マルハニチログループ　サステナビリティ中長期経営計画」において「海洋資源の保全」を重要課題とし、「持続可能な漁業・養殖認証の取得を推進」することを掲げております。将来的には事業化をめざした生産体制を視野に入れ、これからも環境、地域社会に配慮した養殖研究をつづけてまいります。

【※ＡＳＣ認証】
ASC（Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会）認証は、養殖が及ぼす周辺環境への負荷を軽減しながら、地域社会に配慮し、養殖業に携わる人々の権利を守る「責任ある養殖」をめざす仕組みです。世界的に信頼性の高い国際認証制度と評価されています。

以　上

ニュースリリース

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