ゼライスレシピ
マルハニチロが「ゼライス」を発売したのが昭和28年。以来、ゼライスは半世紀以上にわたってたくさんの方に愛されてきました。ゼライスの魅力とともに、もっと楽しく、より多くのシーンでゼライスをご利用いただけるレシピをご紹介します。
ゼライスは、コラーゲンを豊富にふくむ豚の骨や皮から精製抽出したゼラチンです。
ゼラチンは、コラーゲンを水に溶けるまで加水分解した純粋な動物性タンパク質で、コラーゲンとほぼ同様のアミノ酸組成をしています。つまり、コラーゲンはゼラチンの親にあたります。
ゼラチン(Gelatjn)の語源はラテン語のGelate(ゼラター)からきており、煮こごりという意味です。
昔、ヨーロッパの水夫達は、船が遭難した時など食糧が底をついてしまった時に、身のまわりのベルトや靴等の皮製品を鍋で煮詰め、溶け出した煮こごりで飢えをしのいだといわれています。このようにゼラチンはヨーロッパから広まり、中でも一般に広めたのは、あのナポレオンでした。
彼はゼラチンで作ったデザート(ゼリー)や料理が好きで、あらゆる夜会や宴席で供したため、各国の貴族達の間に広まって、さらに一般に普及していきました。日本には幕末頃に伝来したといわれています。
ゼライスはそのほとんどが動物性タンパク質です。肥満の大敵である脂肪や炭水化物をほとんど含まず、しかも栄養たっぷりです。美容食、健康食として安心してお召し上がりいただけます。
離乳食以後、ミルクの嫌いなお子様にはミルクゼリーにして食べさせるなど、発育中のお子様の栄養食品としてもゼライスをオススメします。
ゼライス(ゼラチン)は卵や牛乳、肉、魚、豆などのタンパク質とくらべて優れた特徴があります
ゼライスはお菓子や料理はもちろん、みそ汁やコーヒーに溶かして飲んだり、ご飯と一緒に炊き込んだりしていただいてもOK。 健康な体づくりのためにさまざまにご利用いただけます。
分量:1人分
- 味噌汁 - 1杯
- ゼライス - 2g
- 80℃位まで温めた味噌汁をお椀に入れ、ゼライスを振り入れる。
- よく混ぜて、ゼライスを溶かす。
- 即席味噌汁やカップ味噌汁にも手軽に混ぜて。
分量:4人分
- 米 - 3~4カップ
- 水 - 炊飯器の目盛りに合わせて
- ゼライス - 5g
- 米を洗い、炊飯器の目盛りに合わせて水を入れ、ゼライスを振りいれ、よく混ぜ20~30分おく。
- スイッチを押し、炊き上がったら、10分蒸らしてから混ぜる。
- ゼライスを入れたご飯は、つややかで、特に冷凍して解凍すると、ご飯のパサツキもなく、炊き立てに近い。
分量:1人分
- コーヒー - 150ml
- ゼライス - 2g
- ホットコーヒー(80℃位)を耐熱カップに入れる。
- ゼライスを振りいれ、良くかき混ぜる。
- 冷蔵庫で冷やすとコーヒーゼリーになります。
分量:1杯分
- フリーズドライのおかゆ - 1袋
- 熱湯 - 適量
- ゼライス - 2g
- 茶碗にフリーズドライおかゆを入れ、熱湯をかけ、ゼライスを振り入れる。
- よく混ぜ、1分後に出来上がり。
- 冷めると、おかゆにとろみがつき、食べやすくなる。
分量:1鍋3~4人分
- 白菜・きのこ・豆腐・人参・長ねぎ・くずきり・肉・魚等 - 適宜
- ゼライス - 5g
- 昆布だし - 適宜
- ポン酢醤油 - 適宜
- 鍋に昆布だしを入れ、肉、魚、野菜、豆腐等を加え煮る。
- 煮えたら、弱火にし、ゼライスを振りいれ、混ぜて煮溶かす。
- ポン酢醤油を添える。
- 寄せ鍋や、すき焼きでも。
- ゼライス1袋(5g)で約200ccのゼリー液が固められます。型抜きをしないやわらかいゼリーを作るときは、250cc~300ccまで増やすことができます。
- 溶かす液の温度は70~80℃が最適。煮立てると固まらない場合があります。
- ゼリー型を使う場合、水でぬらしてからお使いください。型から取り出す時に、型ごとお湯にさっとつければすぐ抜けます。
- 生のパイナップル、パパイヤ、キウイ、メロンなど、たんぱく質分解酵素を多く含む果物を入れたゼリー液は固まらない場合があります。このような果物はあらかじめ短時間煮てご使用になるか、缶詰をご利用ください。
- ゼライスは約12~13℃以下で固まりはじめます。ゼリー液を冷ましてから冷蔵庫に入れれば1時間ぐらいで固まります。
- ゼライスは変質しにくいので、長期間保存が可能です。さらさらしていればご使用いただけます。