商品容器・包装の省資源化
冷凍米飯類における包装フィルムの薄肉化や、レトルトパウチ製品や瓶詰製品の容器やフィルムサイズの見直しによりコンパクト化や容器の軽量化を図っています。これによって、省資源化に加えて、重量の軽減による物流時のCO 排出量の削減や、梱包サイズの小型化による配送効率のアップなどの効果も見込んでいます。
グループ会社の連携による食品残渣の活用
(株)アクアファームは、完全養殖クロマグロの生産拠点です。2018年3月より、(株)マルハニチロ北日本 青森工場で発生していた缶詰用サバ加工残渣を、完全養殖クロマグロの飼料として使用しています。この取り組みによって、廃棄ロス削減のみならず、餌料原料の安定仕入れにもつながり、“持続可能な養殖”という観点からも高い効果を発揮します。
また、グループ会社である広洋水産(株)は2020年、道東のマイワシを有効活用すべく、フィッシュミール工場を増設しました。商品製造時に発生する魚の中骨・内臓等の食品廃棄物を利用できるため、廃棄物の削減につながります。