SDGs「目標14海の豊かさを守ろう!」に積極的に貢献しています
SeaBOSは、2013年に始まった持続可能な水産業についての科学者と企業の対話の場「キーストーン・ダイアローグ」がもとになり発足したグローバルな組織です。世界の最大手の水産企業8社(2023年4月現在9社)と、海洋・漁業・持続可能性を研究する科学者が、持続可能な水産物の生産と健全な海洋環境を確保するために、科学的根拠にもとづく戦略と活動を協力しながら主導することを目的として2016年に設立され、国連の持続可能な開発目標(SDGs)、特に「目標14 海の豊かさを守ろう」に積極的に貢献するとしています。
マルハニチログループは、この取り組みの立ち上げメンバーとして、設立当初から積極的に参画しています。
科学者と企業が協業し、5チームで取り組んでいます
SeaBOSでは、最重要課題と位置付けた10の課題に対し5つのタスクフォース(特別チーム)を設け、SeaBOS参画企業9社と科学者が分担して取組みを進めています。年に一度、開催される会議では、課題の進捗や今後の行動計画、持続可能な漁業と養殖管理、海洋プラスチックを含む海洋汚染、気候変動に関連する規制などについて話し合われます。
マルハニチログループは、タスクフォースⅠ(IUU(違法、無報告、無規制)、強制労働・児童労働への対応)、タスクフォースⅢ(抗生物質使用削減)、タスクフォースⅣ(気候変動への対応)のメンバーとして活動しています。
また2022年10月よりタスクフォースⅤの統括CEOに池見社長が就任し、世界的な重要課題でもある海洋プラスチック汚染への対応を強く推進しています。