
サカナクロス流
3分でわかるブルーボンド
ブルーボンドって?
INDEX.01
ブルー(blue)は海、
ボンド(bonds)は債券
ブルーボンドとは、
海洋保全にかかわる事業などに
使い道を定めた債券のこと。

世界ではじめてブルーボンドを
発行したのは、インド洋に浮かぶ
セーシェル共和国。
観光業と漁業が主要産業の諸島で、
美しい海は最も大切な資産です。

ブルーボンドの発行事例
2018 |
セーシェル諸島 |
---|---|
2019 |
北欧投資銀行
世界銀行 |
2020 |
中国銀行 |
2021 |
アジア開発銀行 |
2022 |
マルハニチロ 日本初!
|
INDEX.02
持続可能な社会と地球を
実現するための投資
投資家にとっては、利益を
得ながら海の未来に貢献できる
メリットがあります。

ブルーボンドは今、
注目のESG投資の一つ

ここ数年、よく耳にするようになった
「ESG投資」とは、
英語の頭文字をとったもの。
投資先の財務情報だけでなく、
ESGの取り組みを
しっかりと評価して
投資対象を選別し、投資を通じた
社会課題の解決につなげます。

INDEX.03
マルハニチロが国内初
ブルーボンドを発行して、
つくる未来とは
マルハニチロは2022年11月、
「ブルーボンド」を日本で初めて
発行しました。発行額は50億円。

ブルーボンドの発行を通して、
海洋環境を守る事業を推進、
世界No.1の水産会社として
果たすべき役割を明確にします。

ブルーボンドで調達した資金は、
主に富山県入善町における
サーモンの陸上養殖事業に使用。
多くを輸入に頼る養殖サーモンの
地産地消型ビジネスモデルを確立し、
環境負荷が低く、持続可能な
水産資源の供給を実現します。
