MEMBER06

魚の骨や油から
この国の健康を支える
プロデューサー。
O.S.
生産・加工化成バイオ事業部
バイオ事業課
2015年入社
※所属は取材当時のものです

全くの無知から
飛び込んだ、
化成バイオ事業部。

大学3年生の時にイギリスに留学。帰国してからすぐの就職活動でした。マルハニチロの最初の印象は社員同士の仲が良い会社。内定者懇親会でも気さくで明るい同期や先輩方に囲まれ、すぐに緊張がほぐれたのを覚えています。その懇親会の席で、当時の部長に「化成品に興味はない?」と声をかけて頂いたのが、この事業との出会いです。当時は化成品の意味さえわかっていませんでしたが、学んだ英語を活かせる仕事ができる部署だとお聞きし、「興味あります」と答えました。化成バイオ事業部は、そのままでは食品として売ることのできない魚の骨や油といった未利用部分から抽出した有効成分を、原料として販売している部署です。例えば、マグロやイワシから、生活習慣病を予防するDHAやEPAという成分を抽出し、食品メーカーさんに販売したり、深海ザメの肝臓から取り出したスクワレンという成分を、健康維持・美容のために、化粧品メーカー様に販売したり、マルハニチロの手がける事業の幅広さを物語る部署だと思います。配属後の最初の4年間は原料や商品の輸出入を補助する業務を担当しました。外国の通関業者や乙仲業者(海運貨物取扱業者)から届く様々な質問に答え、うまく輸出入が進むように橋渡しをする仕事です。英語を活かすといっても、まずは私が商品や法律についてしっかり理解できていなければ何も始まりません。成分に関する質問に答える際は、化学式や分子構造の知識を求められる場面もあり、先輩に何度も確認しながら専門知識からメールの文章の書き方まで丁寧に教えて頂きました。更には、実績のない国への輸出や新しい原料の輸入なども担当しました。時間をかけて確認し、色々な苦労を乗り越えた製品や原料が無事に輸出入できた際には、ホッと胸をなでおろしたことを覚えています。

責任者として、
商品が消費者の
手元に届くまでを監修。

5年目以降は、販売業務にも携わり、取り扱っている有効成分を健康食品や化粧品に加工し、お客様のお手元に届くまでの監修を行っています。販売ルートとしては大きく2つあり、メーカー様を通して小売店に並べて頂いたり、通信販売会社さんを通して、お客様に直接ご購入頂いたりしています。私はそうしたメーカー様や通信販売会社さんとの窓口を務めています。これまでのように補助業務ではなく、商品の責任者として様々な担当者とやりとりすることも増えたため、私自身が確認したり、決断を下したりする機会も多くなりました。また、販売していただく担当者へ提案する際には「なぜ、この成分を使うのか」「なぜ、この配合にしたのか」など、商品についての専門知識も前任者以上に求められるようになり、一から勉強し直すことも珍しくありません。ちなみに、先月、前任者から引き継いだ商品がようやく発売となりました。引き継いだ時点で大まかな商品設計は決まっていたものの、成分の表示方法やパッケージデザインで担当者と何度も打ち合わせを重ねるなど、引き継いだ後に苦労した部分も多く、製品を無事納品した際は、安堵感と達成感でいっぱいになりました。同時に、今回は前任者から引き継いだ商品だったため、今度は自分で商品設計から携わったものを、世の中に届けてみたいという気持ちも大きくなりました。

コンパクトな組織と
事業の将来性が、
この仕事の面白さ。

化成バイオ事業部での仕事の面白さを他にもあげるとしたら、同じ部署内にこの事業に関わるあらゆる業務がコンパクトにまとまっていることです。すぐ隣の席に原料担当や開発担当、貿易担当がいて、いつでも相談できる環境は魅力だと思います。ちょっとした雑談から新商品のアイデアが生まれ、スピーディーに形にしていくこともできます。また、もう一つの面白さは、この事業の将来性。高齢化社会が深刻化する日本では、国家予算に占める医療費の増加が問題となる中、国は「予防医療」の促進に力を入れ始めています。そうした状況において、マルハニチロが展開するサプリメントは、まさに病気になりにくい健康な体づくりに役立つものだと思います。特に、私たちは原料の輸入から手がけているだけあって、それぞれの成分の品質にも自信を持っています。販売してくださる会社からも「マルハニチロさんの成分は、お客様からの評価も高い」と言っていただけますし、こうした追い風に乗りながら今後も社会のニーズに合わせた商品を次々に展開していければ良いなと思っています。私自身もこれまでの経験とこの環境の良さを活かして、より多くの人々の健康に役立つ商品を生み出し、届けていきたいです。