MEMBER05

お客様の心は
冷やさない。冷凍食品
の若手営業マン。
K.A.
販売・営業関東支社 食品営業部
市販用冷凍食品二課
2018年入社
※所属は取材当時のものです

お客様と
マルハニチロの大きさに
救われた、1年目。

就職活動では、名前がよく知られている企業を中心に見ていました。名前が知られているということは、私たちの暮らしの中に入り込んでいるということ。そう考えて身の回りを見渡した時、目に入ったのがマルハニチロの冷凍食品だったのです。当時は事業内容がこんなに広いとは知らず、冷凍食品の営業のみを希望して選考に進みました。最終面接の際に一次面接のフィードバックの時間を設けてもらったことが印象に残っていますね。この時から、一人ひとりと向き合うマルハニチロの温かい社風を感じました。入社後は希望通り、冷凍食品の営業部に配属となりました。問屋さんや小売店のバイヤーさんの方々にプレゼンを行い、商品を置いてもらうのが主な業務。冷凍食品なので、プレゼンの際は電子レンジを持参し、実際に商品を調理しながら提案することもあります。配属された直後は先輩を観察しながら、商品の見せ方や説明の手順を少しずつ覚えていき、半年後くらいから自分の担当を持って提案に一人で行くようになりました。ただ最初のうちは、取引先の方のほうが商品について詳しいくらいで…。「こういう売り方だったらいいんじゃない?」と逆に提案をもらう始末。本当に、取引先の方に育ててもらいました。でも今思えば、マルハニチロのことを信頼しているからこそ、先輩たちが良好な関係を築いてきたからこそ、チャンスをもらえたのだと思います。「君の言っていることはトンチンカンだけど、売りたい気持ちは伝わるよ」とやる気だけ買われて、提案を聞いてもらえたこともありました。取引先の方とマルハニチロの大きさに救われた1年目でしたね。

新商品の開発から、
売り場のプロモーション
まで関わる。

営業の仕事は商品の魅力を知ってもらうことですが、そのためにはまず、自分自身が商品の魅力を知ることが欠かせません。当然、そのためには、味わってみることが大切。先輩からも「飽きるほど食べてみると、見えてくるものがある!」と勧められ、マルハニチロの商品はもちろん、他社の商品も新商品が出ればすぐに食べてリサーチするようにしています。味・食感・冷めてからの味の変化など、自分なりに項目を立てて分析し、プレゼンに活かすようにしています。また、こういった分析は営業も参加する新商品の開発会議でも役立ちます。開発部は商品設計のプロである一方、私たち営業は現場のプロ。取引先の方やその先にいる消費者のことを最も身近に知る営業だからこそ知り得る意見やアイデアを交えながら、開発部に伝えるようにしています。更に、マルハニチロの冷凍食品の営業は、商品の開発段階だけでなく、担当しているお客様の売り場のプロモーションにも関わることができます。例えば、ある年の秋の新商品は、スーパーの陳列棚の側面にあるエンドコーナーを使った販売促進の提案を行いました。陳列した商品の脇に小型のスクリーンを取り付けWEBで配信しているCMを流すことにしたのです。POPなども企画し、設営も自ら行いました。開発にも関わった新商品をどう大きく育てていくことができるか。子どもを育てていくような気持ちで、売り場のプロモーションにも取り組んでいます。

お客様から信頼され、
愛される
営業になりたい。

自分が魅力的だと感じた商品を店頭に並べ、そこで消費者の皆さんが足を止め、カゴに入れた瞬間を見た時は、本当に大きな達成感とやりがいに包まれます。思わず、心の中で「ありがとうございます!」と叫んでいます(笑)。逆に商品棚へ戻された時は、その原因を考え、その方が見ていた商品の裏面ラベルをチェック。「材料や原産国に問題があるのかな?」など、頭の中であれこれ想像をふくらませます。現在は営業から売り場のプロモーション、時には開発会議まで関わらせてもらっていますが、まだまだ一人前にはほど遠い存在です。社内で活躍している先輩たちは、常に的確な提案をしつつ、それでいて遊び心を忘れない。そして、どこに営業に行っても、取引先の方から愛されている。私も一日も早く、頼られ、愛される営業になりたいと思います。いつかは「あなたが薦めるなら、この商品を置くよ」と言われることが目標です。持ち前の元気さを活かし、マルハニチロが築いてきた信頼関係と、自分と取引先の方の信頼関係を大切にしながら頑張っていきたいですね。