環境・自然保護に配慮した「持続可能な漁業」の証、「MSC認証」
MSC認証は、水産資源や海洋環境に配慮した持続可能な漁業で獲られ、製品の加工・流通でも適切な基準を満たしている証です。
マルハニチロでは、2006年にMSC認証商品の取り扱いに向けた取り組みを開始し、現在ではホタテ、オーストラリアタイガー、サバ、ベニザケ、スケソウダラなどを取り扱っています。(2022年4月現在)。2020年度のMSC認証「海のエコラベル」を表示した家庭用冷凍食品などの取り扱い数量は2133トンとなりました。
加えて、水産物の持続可能な調達を実践するため、2020年度よりグループ各社度取扱う製品および原材料について、水産物取扱量の現状把握、それらが持続可能な水産資源であるかの確認を行う調査を実施しています。
労働者の人権、地域社会にも配慮した「持続可能な養殖場」の証、「ASC認証」
ASC認証とはASC(Aquaculture Stewardship Council)による養殖に対する認証制度で、環境と人権に配慮した責任ある養殖業で生産された水産物に認められる証です。マルハニチログループでは、ASC商品の製造と販売だけでなく、グループ内の養殖場においてもASC養殖漁場認証を取得しています。 2019年7月には、カンパチの養殖において、世界初となるASC認証をグループ会社(有)奄美養魚で取得しました。