ASC認証について

当社はマルハニチログループ養殖場の一つであり、「サステナビリティ」の考えに則り、管理型養殖業において水産資源の調達を持続可能なものにしていくたゆまぬ努力を行います。

以下、マルハニチロ株式会社HP記載のトップメッセージ抜粋
現在、世界的な人口増加や新興国の経済発展にともなう食糧需要の拡大と、先進国における健康志向の高まりなどを背景に、良質なたんぱく質である魚食ニーズが世界的に高まっています。こうしたなか、世界では激しい水産資源の争奪戦が繰り広げられており、当社グループが成長戦略の重点施策とする「資源アクセスの強化」を果たしていくためには、水産資源の調達を持続可能なものにしていくことが必要不可欠です。

当社グループでは、持続可能な漁業・水産物を示す「MSC」「ASC」認証商品の取り扱いを強化しているほか、ASCにおけるクロマグロの養殖の国際的な基準作りにおいては日本の先頭に立って検討に取り組んでいます。また、健康に寄与し生態系に負荷を与えない独自開発の飼料を用いて養殖したブリ・カンパチや、完全養殖クロマグロなどの出荷量を拡大していくなど、健全な海を守る行動の推進にリーダーシップを発揮しています。

ASC認証とは

ASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)認証は、自然資源を持続可能な利用かどうか検討し、環境負担を軽減し、養殖する地域社会・人にも配慮した管理型養殖に付与されます。
詳細は、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)HP参照。

https://www.wwf.or.jp/activities/nature/cat1136/asc/

ASC基準による公開情報

原則3.3.2 養殖魚の逃亡に関して

養殖魚の逃亡は当社の問題だけにとどまらず、周辺生態系への影響などが考えられます。
当社では日頃から、定期的な生簀メンテナンス、潜水士による目視確認により生簀の破損がないか?周辺に逃亡魚がいないか?を社員が徹底して確認管理しています。また、台風襲来時にも生簀を安全な海域に移動させる、沈下させるなど対策し破損を防いでいます。台風通過後は、すべての生簀において潜水士が潜水し、目視による確認作業を行っております。

【養殖魚の逃亡履歴】

2022年12月末現在において逃亡履歴はございません。

万が一発生した場合は当HP内にて公表させて頂きます。

原則4.4.2 養殖魚用飼料中の非海産原料に関して

当社は、国内法令に基づき製造された配合飼料(EP)を使用しています。
原料トレーサビリティはもちろん、安全性・持続性を考慮した原料を指定して飼料メーカーに製造を依頼しておりますが、植物原料の一部に遺伝子組み換え不分別の原料が含まれております

原則5.1.3 外部寄生虫の検査結果に関して

外部寄生虫検査は、季節に寄りますが、約1回/月行っています。 検査スケジュールと検査結果は下記URLからご参照ください。

URL:http://asccheck.hateblo.jp/