飯ずし
・材料
(10キロ入りおけで作る場合)
・つくり方
米・・・1升(1.4kg)
麹(こうじ)・・・1升(1.5kg)

<具>
ニンジン・・・1~2本
大根・・・1本
塩・・・少々
ユズ・・・小1個
塩引き鮭・・・4キロくらいのものの1/4
水はらこ・・・100g(水はらことは、ほぐしたはらこを容器に入れ、毎日水を替えながら保存し、必要な分だけザルに上げ水切りして使用するはらこの保存方法)
ササの葉(干したもの)・・・100枚
酒・・・1カップ

<準備しておく具>
大根とニンジンは短冊に切り濃い塩水に10~15分くらいつけ、水切りしておく。 塩引き鮭は皮を取り短冊切り、ユズはせん切りにしておく。はらこは湯通しした後酢洗いし、ザルに上げ水切りしておく。干しザサは熱湯でもどし、水気をふき取っておく。
1. ご飯を普通に炊き、大きめの容器に移し70℃くらいに冷ましてから、麹と混ぜ合わせ、ふたをして20分くらいおいてから用いる。
2. おけにササを敷き、を3センチくらいの厚さに平均に並べ、準備した具をいろどりよく並べ、その上に酒少々をまんべんなくふりかけ、さらにその上にササを敷く。
3. を4~5回くり返す。と具は、4~5等分して用いる。
4. 最後にササを敷いて中ぶたをし、3~4kgくらいの重石をのせふたをし、さらにその上から雑菌が入らないようにビニール等で覆い、暖房のない所で保管し、20日くらいたったころ、1段ずつ取り出す。取り出す時は重石を取り、汁が出ているので別の容器に移し、飯ずしを取り出したら、また重石をして汁をもどしておく。
(注意)・・・飯ずしは寒い時期でないと適さないので、作る時期に注意する。

出典:越後村上の鮭料理「さけのごっつお」イヨボヤ会館編集 イヨボヤの里開発公社発行

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