カラスガレイ


- 英名
- Greenland halibut
- 学名
- Reinhardtius hippoglossoides (Walbaum)
- 別称
- エゾカラスガレイ・フユガレイ・ギンガレイ(北海道)
- 分類
- カレイ目 カレイ科 カラスガレイ属
- 体長
- オス80cm、メス120cm
- 分布域
- 日本では、相模湾以北の太平洋、日本海、オホーツク海。その他、北極海を中心に、北部太平洋と北部大西洋に広く分布。
- 特徴
- 口は大きく裂け、口先が尖った精悍な顔立ち。両眼の間は比較的広く、左眼は表側と裏側の境目に位置する。体色は、表側は黒味が強く、裏側は灰色。側線はほぼ直線状。水深500~1000mの深海底にすみ、ホッコクアカエビなどの甲殻類、シシャモ、タラ、ゲンゲなどの魚類、イカ類を餌とする。アメリカ、カナダ、アイスランドなどから、ドレスやフィレーで輸入される。
- 料理法
- 脂の強い柔らかな白身で、フライ、ムニエル、煮付け、照り焼きとして旨い。鮮度がよければ刺身も美味。回転寿司などで使われる「縁側」の多くは本種のものである。