キチヌ
- 英名
- Yellowfin black seabream
- 学名
- Acanthopagrus latus (Houttuyn)
- 別称
- キビレ、キヂヌ
- 分類
- スズキ目 タイ科 クロダイ属
- 体長
- 45cm
- 分布域
- 琉球列島を除く南日本。その他、台湾、東南アジア、オーストラリア、インド洋、紅海、アフリカ東岸。
- 漁獲法
- 釣り・定置網、トロール
- 特徴
- クロダイより体高があり、体色も明るい。また、腹鰭、尻鰭、尾鰭の下葉が鮮やかな黄色に染まる。内湾、汽水域から沿岸の浅場にすむ。幼魚期はすべてオスだが、成魚になるとオスのまま個体と、メスに変わる個体とに分かれる。クロダイの春に対して秋に産卵する。
- 料理法
- すむ場所によって臭みがある場合もあるが、一般にクロダイより美味とされる。 刺身、吸物、焼き物など。