キシマダイ
- 英名
- Panga seabream, Dikbekkie
- 学名
- Pagrus laniarius (Valenciennes)
- 別称
- キレンコ
- 分類
- スズキ目 タイ科 プテロギムヌス属
- 体長
- 40cm
- 分布域
- ナミビア、南アフリカ、モザンビーク
- 漁獲法
- トロール・釣り
- 特徴
- 体色は鮮紅色で、体側には黄色と青緑色の縦縞が5~6本が顕著。マダイに近い種類で、体形も似るが、やや鼻先が尖る。岩礁地帯に群れてすむ。成長は遅く、成熟まで4~5年かかり、16歳まで生きた記録がある。アフリカ南部では重要な食用魚で、延縄やトロール(メルルーサの混獲)で漁獲される。ケープタウン沖のアグルハス・バンクに多産し、1960年代には日本と台湾のトロール船の漁獲量が合わせて年間1万トンを越えたこともあったが、200海里経済水域が実施された1976年以降、激減した。
- 料理法
- マダイの代用として結婚式向けの焼き物に使われる。