マルズワイガニ
- 英名
- Deepwater red crab、West African Geryon
- 学名
- Chaceon maritae (Manning & Holthuis)
- 別称
- アフリカオオエンコウガニ
- 分類
- 十脚目 短尾下目 オオエンコウガニ科 オオエンコウガニ属
- 体長
- 甲幅:オス16cm、メス9cm
- 分布域
- 西アフリカのサハラから南アフリカ沖にかけての水深100~900m
- 特徴
- 大陸棚の縁から深海に至る斜面の泥底にすむ。餌の少ない環境下で、口に入るものはプランクトンから魚に至るまで何でも餌にしている。南西アフリカの水深400~800mでカゴを使って漁獲された後、船上でボイル、採肉、冷凍されたものが国内に搬入されている。甲羅は赤褐色で加熱してもあまり色が変わらない。
- 料理法
- 肉質は、繊維は短いが、弾力性があり、コロコロとした歯ざわりがある。味は甘味と香りが強く美味。肉色は赤味が強い。缶詰原料にする他、いろいろな加工品の原料として使用される。