アブラガニ
- 英名
- Blue king crab
- 学名
- Paralithodes platypus Brandt
- 別称
- アオガニ
- 分類
- 十脚目 異尾下目 タラバガニ科 タラバガニ属
- 体長
- 甲長17cm、甲幅18cm
- 分布域
- 日本では、北海道周辺。その他、ベーリング海からカムチャッカ半島、千島列島、朝鮮半島。
- 特徴
- 近縁のタラバガニによく似るが、甲羅の下方の「心域」と呼ばれる区域のトゲが4本であることで区別できる。また、アオガニと呼ばれるように全体に青味が強い。殻と肉の間に、豆腐状のいわゆる‘アブラ’が多いことからこの名前がついたという。従来、「タラバガニ」あるいは「アブラタラバ」などの名前で流通することが多かったが、この商品名は現在では認められていない。タラバガニより冷水域を好むため、日本にはもともと多くなかったが、近年産量はさらに少なくなった。
- 料理法
- タラバガニに似て美味だが、若干甘味が少ない。料理法は、タラバガニに同じ。