おさかなギャラリー:マルハニチロ食品

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マスノスケ

マスノスケ
Illustrated by 鈴木勝久
英名
King salmon、 Chinook salmon
学名
Oncorhynchus tschawytscha (walbaum)
別称
オオスケ、スケ、ラシャマス、メトチペ、ケネウ(アイヌ語)
分類
サケ目 サケ科 サケ属
体長
通常90cm~1m
分布域
産卵のある河川はカムチャッカからアラスカ、カナダ、カリフォルニアにかけてだが、回遊は北太平洋に広く行われ、日本にも少数だが出現する。
特徴
サケ科の中で最も大型になり、150cm、60kgの記録もある。体色は金属光沢が強く、背中・尾鰭に小黒点がある。産卵は大河川にて7~10月にかけて行われる。産卵域は河口付近から2000km以上の上流まで範囲が広い。稚魚は孵化後すぐに降海するものもあるが、多くは1~2年淡水域で成長した後海へ下る。海洋では、小魚やイカを主食に、普通4~5年、長いもので7~8年を過ごす。日本の河川で産卵することはないが、北海道では4~6月に日高・釧路などの定置網にかかることがある。本イラストの個体もそうして得られた一尾。
料理法
ベニザケと並ぶ高級品で、脂の乗った身は、スモーク、塩焼き、刺身としてきわめて美味。頬肉の刺身は絶品。缶詰にもされる。