ハナレンコ
- 英名
- Canary dentex, Canary porgy, Chacarona de Canarias
- 学名
- Dentex canariensis (Steindachaner)
- 別称
- ハナダイ
- 分類
- スズキ目 タイ科 キダイ属
- 体長
- 40cm、最大１ｍ
- 分布域
- アフリカ西岸（西サハラ～アンゴラ）
- 特徴
- 体色は桃紅色で、銀色の輝きがある。背鰭の後方基部に暗赤色の細長い斑紋があり、胸鰭基部にも暗色斑がある。尾鰭後縁はわずかに黒い。 大陸棚上の岩礁地帯に小さな群れを作ってすむ。餌は、海底付近の甲殻類、軟体類、小魚など。幼魚時代は浅場にすみ、成長とともに深みへ移動する。 重要な食用魚で、延縄やトロールで漁獲される。 １９６０年代には日本のトロール船による水揚げが多かったが、1976年の２００海里経済水域実施以降、激減した。
- 料理法
- マダイの代用として結婚式向けの焼き物に使われる。