キハダマグロ
- 英名
- Yellowfin tuna
- 学名
- Thunnus albacares (Bonnaterre)
- 別称
- キハダ、キワダ、キメジ(若魚)
- 分類
- スズキ目サバ科マグロ属
- 体長
- 2m
- 分布域
- 北海道以南の日本。その他、世界の暖海(南北の緯度40度の範囲)に広く分布。
- 特徴
- 体形は、マグロ類の中では細長い。 体色に黄色味があるため”黄肌”と呼ばれる。また、胸鰭・尾鰭以外の鰭も黄色味が強い。 成魚では、第二背鰭と臀鰭が長く伸びる。体重は200kgに達する。 若魚では、体側下部に小白斑が斜めに列をなして並ぶ。白斑がつながって、白線になっている場合もある。 マグロ類中最も漁獲量が多く、世界のマグロ漁獲量の約3分の2を占めている。 主な漁場は、赤道を挟んで南北25度の範囲である。
- 料理法
- 肉は淡いピンク色で、あっさりとした味わい。 刺身、寿司として、関西以西でとくに賞味される。値段の安いものであまり評価されないが、良品はかなり旨い。 旬は夏だが、南方から生鮮で空輸されるものもあり、年中味わえる。 缶詰にされると「ライトミート」と呼ばれる。 かつては、欧米への輸出品の花形であった。