クロジマナガダラ
- 英名
- Ling
- 学名
- Molva molva (Linnaeus)
- 分類
- タラ目 ロタ科 モルヴァ属
- 体長
- 80~150cm
- 分布域
- 地中海西部から北極海に至るヨーロッパ沿岸。グリーンランド~カナダ
- 特徴
- 一見、ウナギの様な細長い体型。第1背鰭の後半に黒斑をもつ。タラ類の中で最も大きくなる種類の一つで、最大2m、45kgに達する。幼魚は浅場にも見られるが、成魚は水深100~400mの岩場にすみ、小魚や甲殻類、軟体類を餌とする。
- 料理法
- 鮮魚をフライ等にする他、干しだらにも加工する。塩蔵された卵巣は、スペインでは‘huevas de maruca(マルーカの卵) ’と呼ばれる「からすみ」のような珍味である。