ヤマメ
- 英名
- Yamame
- 学名
- Oncorhynchus masou masou (Brevoort)
- 分類
- サケ目 サケ科 サケ属
- 体長
- ２０～３０ｃｍ
- 分布域
- 北海道、本州の酒匂川以東の太平洋側および日本海側全域、瀬戸内海側を除く九州全域。
- 特徴
- サクラマスの河川残留型。背側は淡い緑色、体側はピンク色で、その美しい姿は渓流の女王と呼ぶにふさわしい。体側に並ぶ楕円形の黒い斑点（パーマーク）は成長とともに薄れて行く。産卵は、秋期に砂礫底で行われ、約４０日後に孵化した稚魚は河底に留まり、卵黄を吸収し終わる翌春、泳ぎ始める。主食は、水生昆虫、落下昆虫。最初の産卵後も死亡せず、２度以上産卵に加わる個体が多い。寿命は４～５年。警戒心が強く、釣りには高度なテクニックが要求される。
- 料理法
- 塩焼き、フライ、ルイベなど。淡白な味わいと美しい姿が多くの人に愛されている。