ウグイ
- 英名
- Japanese dace
- 学名
- Tribolodon hakonensis (Gunther)
- 別称
- ハヤ(関東)、ハエ(新潟)、アカハラ(北海道、東北、北関東)、オオガイ(三陸)、アカウオ(長野)、クキ(群馬)、イダ(九州、四国、中国)
- 分類
- コイ目 コイ科 ウグイ属
- 体長
- 30cm
- 分布域
- 北海道から九州に至る日本各地(琉球列島を除く)
- 特徴
- ふだんの体色は、背中は褐色、腹側は銀色だが、桜の咲く頃に産卵期を迎え、オス、メスともに赤と黒の鮮やかな縞が現れる。河川の上流から河口域、さらに湖沼に至るさまざまな水域に分布し、藻類、水生昆虫、小魚などのさまざまな餌を食べる。下北半島の宇曽利湖にも分布するが、これはpH3.5の強酸性の湖で、世界で最も酸性度の高い水質にすむ魚の例である。また、サケマスのように、河川に残留する個体と、降海する個体がある。投網、刺し網、梁などで漁獲され、地元で消費される。長野県の千曲川では、「つけ場」と呼ばれる人工の産卵場を作って漁獲し、その場で料理して食す習慣がある。
- 料理法
- 旬は冬から春で、塩焼き、フライ、甘露煮などで旨い。ややクセがあるので、調理の際は、味噌、酒などをつかうとよい。南会津には、本種を発酵ずし(いずし)に漬ける伝統料理がある。