ウキゴリ
- 英名
- Floating goby
- 学名
- Gymnogobius urotaenia (hilgendorf)
- 別称
- ゴリ(日本各地、小型ハゼ類の混称)、ゴタッペ(北海道)、ゴミカドカ(弘前)、オオバゴリ(石川)
- 分類
- スズキ目 ハゼ科 ウキゴリ属
- 体長
- 13cm
- 分布域
- 四国を除く日本各地。樺太、朝鮮半島
- 特徴
- 第一背鰭の後端に黒色斑をもつ。体側には、背側と側線上に、四角の模様が交互に並ぶ。成長すると頭の形が上から押しつぶした様に平べったくなる。河川の中流域から下流域にかけての流れの緩やかな淵や湖沼に生息し、水生昆虫やエビ、小魚を餌とする。ハゼ類には珍しく、水中に浮かんでいることがあり、この名がついた。産卵期は春で、石の裏側に産み付けられた卵塊をオスが孵化するまで保護する。
- 料理法
- 主に佃煮にする。約5cmの若魚が最も佃煮に適している。