メダイ
- 英名
- Pacific barrelfish
- 学名
- Hyperoglyphe japonica (Doderlein)
- 別称
- セイジュウロウ（三重）、ダルマ（紀州、高知）、メナ（高知）、クロマツ（奄美）
- 分類
- スズキ目 イボダイ科 メダイ属
- 体長
- 90ｃｍ
- 分布域
- 北海道以南の太平洋側。東シナ海。北西太平洋。
- 特徴
- 名前の通り眼が大きい。若魚の体色は全体に青黒味が強いが、成長にしたがって茶褐色になる。水深100～400ｍの深場の岩礁域にすみ、エビ、オキアミ、イカ、ハダカイワシなどを餌とする。産卵は、冬から早春にかけて行なわれ、孵化した稚魚は流れ藻に付いて成長する。１年で30cm、２年で40cm、３年で50cm位に成長し、次第に深場へ移動して行く。主に一本釣りで漁獲される。
- 料理法
- 肉は柔らかな白身で脂がよく乗っており、刺身、照焼き、西京漬け、粕漬けとしてきわめて美味。その他、揚げ物、煮付け、鍋物など、どのように料理しても美味しい。旬は冬で、大型のものが特に旨い。