ハマダイ
- 英名
- Ruby snapper、Deepwater longtail red snapper、Onaga(ハワイ)
- 学名
- Etelis coruscans Valenciennes
- 別称
- オナガ(東京)、アカチビキ(紀州)、ヘエジ(高知)、アカマツ(奄美)、アカマチ(沖縄)
- 分類
- スズキ目 フエダイ科 ハマダイ属
- 体長
- 80cm、最大120cm
- 分布域
- 南日本の太平洋沿岸~琉球列島。その他、インド洋~西部太平洋~中部太平洋(ハワイ以西)
- 特徴
- 体はスマートな紡錘形で、尾鰭は深く二叉し、両端(特に上葉)は成長と共に長く伸びるため、東京の市場ではオナガと呼ばれる。体色は深紅で、英名の’Ruby’ にふさわしい美しさ。水深200m以深の大陸棚斜面の岩礁域にすみ、ハダカイワシなどの小魚、イカ、ヒカリボヤ、甲殻類などを餌とする。産卵期は、伊豆・小笠原では7~10月。一本釣り、延縄で漁獲される。
- 料理法
- 見栄え、旨み、脂乗り、歯応えの四拍子揃った高級魚。淡いピンク色の身は、刺身、寿司種として最上のもの。美しい皮目を生かした皮霜造りがよい。また、塩焼きにしてもきわめて美味。旬は産卵前の夏。