ハナフエダイ
- 英名
- Flower jobfish、Ornate jobfish
- 学名
- Pristipomoides argyrogrammicus (Valenciennes)
- 別称
- ハナチビキ（別名）、ビタロー（奄美）、アミーホ（与論島）、フカヤービタロー（沖縄）
- 分類
- スズキ目 フエダイ科 ヒメダイ属
- 体長
- 40ｃｍ
- 分布域
- 南日本の太平洋沿岸。奄美諸島、琉球列島。その他、東インド洋から西部太平洋。
- 特徴
- ヒメダイ属の中では体高が大きい。体色は、背中から尾鰭にかけては鮮やかな黄色で、その他の部分は桃色、さらに体側には青い蛍光色の斑点や線が散りばめられ、たいへん美しい。水深70～350mの岩礁域に群れてすみ、小型の魚類、甲殻類、軟体類を餌とする。延縄や一本釣りで漁獲される。
- 料理法
- 派手な外見で損をしているが、柔らかで美しい白身は、塩焼きにすると非常に美味。鮮度が良ければ刺身も旨いが、一塩して身を締めるか、昆布締めにするとさらに美味しい。調理の幅は広く、天ぷら、フライなどの揚げ物にも向く。