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詳細情報

イセエビ

イセエビ
Illustrated by 鈴木勝久
英名
Japanese spiny lobster
学名
Panulirus japonicus  (Von Siebold)
別称
カマクラエビ(鎌倉蝦)、グソクエビ(具足海老)
分類
十脚目 イセエビ下目 イセエビ科 イセエビ属
体長
35cm
分布域
茨城以南の太平洋岸、瀬戸内海、九州沿岸。本州の日本海側には分布しない。 その他、朝鮮半島南部、台湾。
特徴
浅い岩礁域にすみ、昼間は岩陰に隠れて過ごし、夜間、小動物などの餌を求めて歩き回る。おもに刺し網、潜水で漁獲されるが、天敵であるタコの足を竿の先に付けて脅し、岩陰から飛び出したイセエビを網で捕らえるユニークな漁も存在する。商品価値に影響するため、モリで突いたりはしない。 古くから長寿や武勲を意味する縁起物として、正月の飾りや結婚式などの祝儀の席の料理に用いられてきた。 漁は秋から始まるが、旬は冬から春で、産卵期の夏期は禁漁となる地域が多い。
料理法
刺身、焼き物、みそ汁。各種中華・西洋料理の最高の材料。