ハナサキガニ
- 英名
- Hanasaki crab、Spiny king crab
- 学名
- Paralithodes brevipes (Milne-Edwards & Lucas)
- 別称
- コンブガニ・イソガニ(未成体)
- 分類
- 十脚目 異尾下目 タラバガニ科 タラバガニ属
- 体長
- 甲長16cm甲幅14cm
- 分布域
- 北海道の太平洋沿岸、オホーツク海沿岸。その他、千島列島、カムチャッカ半島、サハリン、ベーリング海。
- 特徴
- タラバガニより小型で、脚が太短いずんぐりとした体形。また、トゲの数はより多く、生息深度も浅い。特に5cm位までの稚ガニは潮間帯に多く見られ、成長とともに深場へ移動するが、成体でも生息深度は20~190mである。国内の主な漁場は釧路から根室半島周辺で、4月から9月にかけて、主にカゴによって漁獲される。名前も根室半島の別名の花咲半島に由来する。生時は、暗紫褐色、または暗緑褐色だが、過熱すると鮮やかな朱色に変わる。この様を名前の由来とする説もある。
- 料理法
- 茹でガニが一般的だが、ぶつ切りにした脚を味噌仕立てにした鉄砲汁も有名。ミソを入れるのがミソ。生のカニをそのまま火に掛けた焼きガ二も旨い。