サクラマス
- 英名
- Cherry salmon
- 学名
- Oncorhynchus masou masou (Brevoort)
- 別称
- イタマス、ホンマス、ママス
- 分類
- サケ目 サケ科 サケ属
- 体長
- 60cm
- 分布域
- 北日本およびその周辺。オホーツク海
- 漁獲法
- 刺し網
- 特徴
- ヤマメの降海型。降海したものは全身銀色で、背中と尾鰭に小黒点が散っている。春から初夏にかけて川を遡上し、秋まで上流域で過ごした後産卵する。その際、河川残留型であるヤマメのオスが放精に参加する。翌春浮上した稚魚は川でヤマメと同じように1～2年間過ごしてから春、川を下る。海では主に魚を餌として1年を過ごした後、産卵のため回帰を行う。
- 料理法
- きわめて美味。塩焼き、ムニエル、刺身など。富山のます寿司は本種を用いるのが正統派。生食の際は、寄生虫を避けるため、他の天然サケ同様一度冷凍すること。
- その他
- 本種の河川残留型がヤマメ