ミナミダラ
- 英名
- Southern blue whiting
- 学名
- Micromesistius australis Norman
- 分類
- タラ目 タラ科 ミクロメシスティウス属
- 体長
- 40~60cm
- 分布域
- ニュージーランド南部、アルゼンチン、チリ
- 特徴
- 背部は灰青色で小さな黒い斑点がある。体側と腹部は銀白色。水深300~600mの海域の中層から下層にかけて生息する浮魚で、オキアミなどのプランクトン性の甲殻類、イカ類、小魚などを餌とする。小型で細身のため、あまり利用されてこなかったが、北半球のタラ類資源の減少にともなって、白身魚・すり身原料として脚光を浴びるようになった。日本にも、ニュージーランド、アルゼンチン、チリから、すり身やドレスで輸入されている。
- 料理法
- 淡白な白身で、フライ、ムニエルによい。また、卵巣は「たらこ」の代替品になる。