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ミナミオオスズキ

ミナミオオスズキ
Illustrated by 鈴木勝久
英名
Hapuku、Hapaku、Hapuku wreckfish、Groper
学名
Polyprion oxygeneios (Schneider & Forster)
別称
ニュージーランドオオハタ、ハプカ
分類
スズキ目 イシナギ科 ポリプリオン属
体長
80~120cm、最大150cm
分布域
ニュージーランド、オーストラリア南東部、チリ沖、トリスタン・ダ・クーニャ島(南大西洋)
特徴
口先が尖っており日本産のアラによく似る。以前は、アラとともにスズキ科に入れられていたが、本種はイシナギ科へ、アラはハタ科へ移された。体色は一様に灰色で模様はないが、染め分けたように背側は濃く、腹側は薄い。水深50~400mの岩礁にすみ、イワシなどの魚類を餌とする。ハプカ(ハプク)はニュージーランドの原住民マオリ族の呼び名。ニュージーランドでは、昔も今も重要な食用魚である。また、スポーツフィッシングの対象としても人気が高い。日本へ紹介されたのは、1980年頃、日本のトロール船がメルルーサなどの混獲品として持ち帰って、アラとして販売してから。現在は、ニュージーランドから鮮魚として輸入され、ハプカの名で販売されている。
料理法
よく締まって脂の乗った白身。塩焼き、鍋物、ムニエルなどで美味。鮮度がよければ刺身も美味しい。