ミナミカゴカマス


- 英名
- Silver gemfish
- 学名
- Rexea solandri (Cuvier)
- 別称
- オオカゴカマス、ギンサワラ・シロサワラ(現在は使用不可)
- 分類
- スズキ目 クロタチカマス科 カゴカマス属
- 体長
- 60~110cm
- 分布域
- ニュージランド周辺、オーストラリア南東部
- 特徴
- 背鰭の前端上部に黒斑をもつ。上顎の前端に3本、下顎の前端に2本、鋭い牙を持つ。側線は途中で2本に枝分かれしている。水深100~400mの大陸棚とその斜面に群れてすみ、魚類、甲殻類、軟体類を餌とする。また、夜間は水面付近にも現れる。トロールで漁獲され、冷凍のラウンドあるいはドレスで輸入される。現地でも人気の高い食用魚で、乱獲により資源が減少している。
- 料理法
- 柔らかな脂の乗った白身で、塩焼き、粕漬け、ムニエルなど色々な料理に向く。現地では、特に燻製が好まれる。