エッチュウバイ
- 英名
- Finely-striate buccinum
- 学名
- Buccinum striatissimum Sowerby
- 別称
- シロツブ、シロバイ
- 分類
- 新腹足目 エゾバイ科 エゾバイ属
- 体長
- 殻高10cm
- 分布域
- 日本海西部(山口県沖~男鹿半島沖)
- 特徴
- 殻は白く、布目状の模様があり、表面には褐色の殻皮を被る。水深200~500mの泥底にすみ、昼間は泥中に潜り、夜間、死んだ魚などの餌を求めて活動する。富山県の旧名である越中の名を持つが、実際は富山県にはほとんど生息しない。島根県の隠岐島から浜田沖が好漁場で、餌としてサバやイワシを入れたバイ籠で漁獲する。また、京都ではズワイガニを獲る底曳網でも混獲される。
- 料理法
- 殻付きのまま塩茹で、酒蒸し、薄味の煮付けにすると驚くほど柔らかくて甘い。大粒なら、塩もみした後、薄く切って刺身にするとコリコリしてこれも美味しい。